1日目は日本を出国して、Bostonに泊まるというただそれだけの日程です。時差の関係で非常に長い1日になってはいますが。
2025年の旅行 (2): oneworld Explorer 2025 ~イスタンブール抜きで~
Created at 2025/12/20 20:08:12bynikorisoft
このエントリは、穏やかなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2025のために書かれたものです。
個人的に今年を代表するもう一つの旅行は、oneworld Explorerを使った旅行です。 oneworld Explorerは、ここで何回か話題にしてきた(幻のoneworld Explorer 2020・oneworld Explorer Explorerなどなど)運賃ですが、改めて紹介すると、oneworldという航空会社のアライアンス(日本だとJALが加入)が出している世界一周運賃です。これは、一定の条件を満たすことで、oneworld加盟航空会社の飛行機を最大16区間、定額で乗ることができるという運賃です。16区間で世界一周するというものなので、フルに使えばかなりお得な値段で世界一周ができるという代物です。
このブログでは、その条件を満たしながら距離を最長化(というかFOPのような航空会社からのポイントを最大化)するにはどうしたらいいかみたいなことを考えてきました。ですが、これではoneworld Explorerという運賃がそういった修行僧とか飛行機マニアだけのための運賃だと誤解されてしまいそうです。なので、今回は、今年のゴールデンウィークで使用した旅行を紹介して、あくまでこれがちゃんと実用的であるということを示してみたいと思います。
この運賃は世界一周というところに目を奪われがちになってしまいますが、もう一つ、忘れてはいけない特長があります。それは、運賃が座席クラス(ファースト・ビジネス・エコノミー)と大陸数だけで決まるということです。これは時期によって変動するということがありません。つまり、ゴールデンウィークのような日本発着の航空券が高騰するような時期であっても、座席さえあれば定額で乗ることができるのです。もちろん、厳密には、各種税金(使う空港などによって異なる)、燃料サーチャージ(航空会社による)などは別途加算されるため、まったくの定額ではないのですが、これは別に繁忙期だから高くなるという代物ではありません。そう、まさに、ゴールデンウィークや年末年始のような長期休みにうってつけの運賃といえるでしょう。
ゴールデンウィークの旅行の最初の計画は、イスタンブールに行くというものでした(このアドベントカレンダーで、すでにイスタンブール旅行の記事が出ていますが、まったくの偶然です)。実際、これで日本からの単純往復(oneworld系航空会社利用)も試算して比較したところ、そんなに変わらない値段になっていました。
だとしたら、oneworld Explorerを使わなければ損ですよね? もちろん世界一周の条件を満たす必要があるので、アメリカとアジアで最低一泊ずつして一周する形にしなければなりませんが、そんなのは誤差です。むしろ、普通だったらできない寄り道すらできてしまうんです。
ということで、実際の航空券は下記のようになりました。今回は、東方向に回るルートになっています。東方向に回るほうが飛行時間が短くて済むからです。同じ距離を移動するんだったら速いほうが当然いいですよね?
なんと、たったの9区間です。16区間買える権利がありながら9/16しか使っていません。それどころか、SAWとISTで地上区間で1消費してしまっています。ちょっと無駄にドーハ通っているような気もするし、アメリカの中で東から西に移動していたりしていますが、そこは人には抗いきれないものがあるということでご容赦いただければと思います。
で、この記録をまじめに書くとひどいことになると思いますし、間に合わなさそうなので、今回はイスタンブール部分以外の紹介としたいと思います。イスタンブールは先の記事で紹介されてますしね。
なお、写真についてはフルセットを別ページにあるのでご参照ください。
oneworld Explorer 2025
2回目の利用となるoneworld Explorerを用いた世界一周旅行の記録です。ただ、量が多くなるので主目的地であったイスタンブールについての記述は今回は省略しています。また違うところで紹介するようにしたいと思います。
なお、GPSデータは極力利用しましたが、飛行機とかだとどうしても抜ける部分があったり、都市だと地下鉄が多いのであまり記録できなかったりするのはちょっと難点ですね。(日本の旅行では基本地方に行くので、ここまでの記事でが気づいていませんでした)
Day 1日本出国とBoston泊
Boston空港は、アメリカの例にもれず、直接鉄道アクセスのない空港になっています。ですので、最寄りのMBTA (Massachusetts Bay Transportation Authority)のBlue LineのAirport駅まで無料の連絡バスで向かいました。(記録を忘れていました) そこからホテルの最寄り駅のOrient Heights駅まで、Blue Lineで向かいました。Blue Lineといえば、終点のWonderlandという名前が特徴的ですよね。
久しぶりのMBTAですが、東海岸ですので文明国的な雰囲気です。
Day 2ボストンからアリゾナへ
2日目は、MITへ向かい、そこで知人と昼食をとりMITとBoston Downtonを少し観光しつつ、Bostonから西部のPhoenixへ向かうという感じです。Pheonixに泊まってもよかったのですが、治安のよろしくないダウンタウンに泊まってもおもしろくないので、知人に旅行に良いアメリカの都市を聞いて帰ってきたScottsdaleというところに向かうこととしました。正直、紹介されるまで知らなかった市です。
Red LineでPark Streetに戻ります。
そのままSouth Stationまで歩きました。この辺りは、少なくとも昼間は危険は感じない地域です。アメリカダウンタウン特有の歩道が少しあれているくらいですかね。
South StationからBoston空港まではSilver Lineで向かいます。このSilver Lineは、MBTAのシステムマップなどを見ると、あたかも鉄道があるかのように見えてしまうのですが、要はバスです。ただし、South Stationの付近などはバスの専用地下道を通ります。かつては、専用道区間ではトロリーバスとして運行(それ以外は普通のディーゼルエンジンで動く)していたのですが、いつのまにかすべて普通のディーゼルのハイブリッド車になっているようです。日本でもトロリーバスはなくなりましたが、やはりああいうのはメンテナンスが大変なんですねえ。
Day 3Scottsdale観光
ボストンは東海岸で、アメリカの中ではやはり古い都市であるのでヨーロッパの雰囲気を感じるところがありましたが、こちらは、まさに西部という感じです。このギャップがなんというか、アメリカの特徴でありますね。こういうのも好きなのですが、結局国立公園とかになると、車を使って数日ということになるので、今回のようにあくまでおまけ旅行で行くには、アメリカというのはなかなか向かない国だよなあと思ったりします。
ここには、奇岩的な観光名所である"Hole in the Rock"があります。登ったりもできるようですが、気力をBotanical Gardenなどで使い果たしてしまったので、そこまではやりませんでした。まあ、こういうのは、自分が行ってしまうとよくわからないものですしね。 そのほか、謎のピラミッドのような形の"Governor Hunt Tomb"もあったりします。これは、Wikipediaの記述によれば、最初のアリゾナ州知事のHunt夫妻のお墓のようです。
次に暑いし疲れたので、博物館に向かいます。Lyftを使いました。
さて、ここでPhoenix近郊に来たのでせっかくだからということでWaymoを使ってみました。完全自動運転車ですね。博物館から近くのスーパーまで、今後使う可能性も踏まえて、まずはお試しということで乗ってみました。(SFとかPhoenixダウンタウンとかと違って、基本的に道は広いし車は少ないしで事故の可能性はかなり低いだろうと思ったということもあります)。
乗ってみたところ、勝手にハンドルが動いているのとかもおもしろかったですが、意外と攻めた運転をするなと感じました。人間と同じように左折も対向の車が完全に通過する前に動き出していたりとか。もちろん人間の目よりもLIDARとかのほうが広い範囲を見えているでしょうから問題はないのでしょうけど、実用とするならこれくらいの走りじゃないダメなんだろうなと思ったりなんたりしました。まあともかく6分間ではありましたが、非常に面白かったです。
Day 4アメリカ出国
4日目はほぼ完全な移動日です。アメリカからいよいよヨーロッパに向かいます。イスタンブールはまだ先です。
まずはホテルから空港に向かいます。渋滞などを避けるためにやたら早くでましたが、こんなに早く出る必要はなかったでしょう。
まあそれはともかく、2回目のWaymoです。ほとんど車もいない時間帯なので、きわめてスムーズにいきました。 右折から合流するところ(アメリカでよくある右折のために交差点をショートカットする道があるところ)でほとんど減速しなかったのは少しドキドキしましたが。(確かに合流先に車はまったくいなかったし来る気配もなかったので正しかったのですが)
SFで走れるくらいなのだから、もっと複雑な状況でも問題ないんでしょうけどね。またこの辺り来たときは使いたいところですね。
3便目は、ヨーロッパへの国際線に乗るためにDFW(Dallas Fort Worth International Airport)へ向かいます。アリゾナ-テキサス間なので2時間ちょっとで着けます。2便目に比べると近いですね。そして、これが今回最後のAmerican Airlinesです。
Day 5フィンランドからエストニアへ
5日目も、だいたい移動です。まずはHelsinki空港で、EU(シェンゲン圏)に入った後は、さらに乗り継ぎでエストニアに向かいます。そう、今回ヨーロッパでメインの訪問先はエストニアとしました。
以前はTallinn空港までトラムが来ていたのですが、再開発工事か何かでいったん休止になっています。なので、市街地まではバスなどを使うことになりますが、コンパクトな都市なので別にこれは歩いてもいいのではないか?ということで、歩いてホテルまで向かいました。歩いて行くと、風景を見ることができていいですね。もちろん観光地ではない普通の風景なのですが、それでもヨーロッパらしさにあふれていてすごく良かったです。
なお、いつでもトラムなどに乗れるように、空港のコンビニでICカード(Uhiskaart)を買っておきました。
Day 6Tallinn乗りつぶしと観光
6日目。エストニアの首都Tallinnの観光です。Bostonがヨーロッパっぽいとかなんとか言ってましたが、そんなのが吹き飛ぶほどの圧倒的な北欧感ですね。やはり西洋かぶれの傾向がある人間としては、これが見たかったという感じの風景です。
しかも、南欧などと違ってそんなに観光客が多くなかった感じです。フィンランドと比較してもさらに人が少ないイメージで実によいところだと思います。まあその分、都市としては結構小さいんですけどね。
ということで、Tallinnのトラムを乗りつぶしつつ、観光を行いました。一日で乗りつぶせるほど、コンパクトではあります。(さすがに近郊鉄道などに乗る時間はありませんでした)
あとは、基本的には、トラムの端から端まで乗るというムーブを繰り返しています。これで、1系統乗りつぶしになります。
折り返し、少し頻度が少な目の5系統に乗って終点までいき、乗りつぶししました。
5系統は3・4系統からちょっとわきに分岐する系統ですので、終点からあるいて、その分岐駅まで歩くことができます。で、分岐駅からSuur-Paalaに行くことで、4系統の乗りつぶしとなります。(TondiからVineeriまでは、3系統で乗車済み)
最後に2系統に乗って、2系統だけが通っている部分を乗りつぶすことによって、これで現状のTallinnのトラム乗りつぶしが完了しました。
乗りつぶしが終わった後、ホテルに戻るためにバスに乗ってみようということで、Estoniaというやたらとストレートな名前のバス停(Estonia pstという通りの名前からついているようですが)からホテルの近くまで乗りました。
Day 7シェンゲン出境とトルコへ
7日目は、今度は船でHelsinkiに戻り、いよいよDoha経由でトルコに向かいます。
そして船でエストニアからヘルシンキに戻ります。Tallinkという国際フェリーで、乗った船はMS Megastarというものです。といっても、かなり近いので船であっても2時間で行くことができます。
フェリーの中はレストランやカフェなどが充実しており、2時間にはちょっともったいないくらいの設備です。当然のごとく、バーガーキングも船内にあります。
シェンゲン内なので、どちらのフェリーターミナルでも特にパスポートコントロールはなく、フィンランドにするっと入れます。国際フェリー感はほぼないですね。ただ、メインとなる言語が変わるのでそこは大きく違うところでしょう。個人的にはどちらもあまりちゃんとわかってないので、大差ないのですが。
oneworld Explorerの5便目です。DOH(Hamad International Airport)までQatar AirwaysでなくFinnairが飛ばしているんですね。 A333は初めてのような気がしないでもないです。
GPSもだいたい取れているのですが、ポーランドからスロバキアあたりのウクライナの西あたりでログが取れていない(というかなんかカリーニングラードあたりに飛んでいる)ところがしばらくありました。これは、単に取れなかっただけなのか、GPSジャミングの影響なのかといろいろ疑ってしまいますね。
DOHでは、A333という中型機としては大きめの飛行機ですが沖止めで、バスでターミナルに向かうこととなりました。
Day 8トルコ入国とメーデー
8日目は、トルコに入国です。行きは、アジア側にあるSAW (Istanbul Sabiha Gokcen International Airport)を使用しました。
・・・なんですが、計画段階では全然意識してませんでしたが、この日はメーデーでした。メーデーでいろいろな集会が開かれるということもあり、交通にいろいろな制限がかかっていました。
今回ホテルの最寄りは、Sırkecıというヨーロッパ側の旧市街の中心駅なのですが、こういう駅は閉鎖されており、列車は無慈悲にも通過となっていました。結局その次の駅で降りて、トラムなどもどれが走ってるのかよくわからなかったので、おとなしく歩くというそんなことをした一日でした。
さて、DOHでは乗り換え時間が8時間弱なので、ラウンジで仮眠をとることになりました。そして翌朝、oneworld Explorerの6便目で、いよいよトルコに向かいます。そして、この便もターミナルからはバスで向かうこととなりました。
今回はビジネスクラスでのoneworld Explorerだったのですが、ゲートでは呼ぶまで待てということで一番最後にされていました。何があるのかなと思ったら、なんと専用の豪華なバスをつかせてもらうというものでした。このQRのバスは、バスの外に書いてある文字によれば、First ClassとBusiness Classと普通ので3レベルがあるようで、今回は、A320なのでビジネスクラスは12名程度しかいないせいか、First Classと書いてあるバスに乗ることができました。
やっぱり、ラウンジも本当にビジネスクラス用のラウンジがある(ステータスだけでは使えない)だけ、Qatarはこういった座席クラスによってあからさまに待遇が違う感じがありますね・・・。座席はA320で4時間半ということで、2-2の豪華な普通の座席という感じでした。フルフラットにはならなかったと思います。
なお、トルコ側は、イスタンブールに2つある空港(ヨーロッパ側にあるISTとアジア側にあるSAW)のうち、SAWを行きに使いISTを帰りに使うことにしました。これは単純に別の空港を使いたかっただけなのですが、このように同じ都市であっても別の空港を使うことで、oneworld Explorerはこの間の地上移動も1区間としてカウントされてしまうので注意が必要です。今回は、区間数に余裕があったので、このような旅程とすることができました。
空港からは地下鉄(M4)でホテルに向かいます。どんなものかと思ってましたが、すごく普通の地下鉄でした。予想外にとてもヨーロッパ(西欧)っぽい印象を受けました。
メトロ(M4)の終点の一つ前で降りて、Marmarayに乗り換えます。
Marmarayは、ボスポラス海峡をわたるトンネルを通る路線で、これでアジアとヨーロッパを結んでいるという面白い路線です。イスタンブールは海峡を挟んで、アジア側とヨーロッパ側両方にまたがっている都市ですので、これを使って往復することも結構多くなります。
メイデーということもあってか昼時ということもあって、かなり混んでいました。そして前述の通りメイデーということで、ホテルの最寄り駅ではドアは開かず、そのまま次の駅で降りることとなりました。
さて、Yenikapı駅で降りたはいいものの、ここからはメトロやトラムへも乗り換えられる駅なのですが、どれが動いているのかもよくわからなかったため(少なくともM1は閉鎖されていた)、おとなしく歩いて行くことにしました。
駅から外に出ると、なんというか非常に雑然としていて、アジア感を強く感じました。とはいえ、昼時でもありますし、前述のほかの記事でも書かれていたように治安が悪いということもなく、普通に歩くことができました。
空港からホテルまでの移動で、どこか名跡に行ったわけでもないのですが、これだけでもすごくアジア感とヨーロッパ感が両方混ざり合っているという特徴を感じることができました。
Day 9Ankara弾丸旅行
9日目です。メーデーが終わり落ち着いて観光できるかなというときに、いきなりAnkaraにいくという暴挙に出ました。いちおう、高速鉄道がIstanbul - Ankara間にはあるので、こういうのは乗っておかないとダメだよねえということで、とりあえず滞在期間中に一日入れました。
で、高速鉄道です。IstanbulからAnkaraをおよそ4時間半で結んでいます。結んでいるはずなんですが、何らかのトラブル(トルコ語の放送でわからない)で、途中でしばらく停車する羽目になりました。聞こえた英語に近い単語(もしかしたら英語アナウンスだったのかもしれないが、よくわからない)からして電気系統のトラブルかなあという感じです。たぶん。
日帰りという計画だったので少し焦ったのですが、なんとか2時間遅れで着くことができました。事前にいろいろ調べてたのですが、英語の情報を見てもこの高速鉄道は比較的時間に正確で、遅れたという話はほぼ見かけなかったので、今回は運が悪かったんだろうなという感じですね・・・。 これにより4時間半の滞在予定が一気に2時間半と難易度が上がることとなりました。
なお、なぜかGPSがとれなかったため、ルートは帰りの列車のほうを見ていただきたいのですが、山のほうを走っているところはなかなか外の風景もきれいで面白かったです。高速鉄道と言いつつも、全部が専用線ではないので、そんなに本気を出して走れるところは多くはなかったですね。単線区間とかもありますし。
そして行きとそのまま逆ルート、Marmarayでホテルに戻りました。
Day 10イスタンブール観光 (1日目)
10日目は、イスタンブール観光の事実上1日目です。冒頭で書いた通り、今回のレポートでは省略します。
Day 11イスタンブール観光 (2日目)
11日目も、イスタンブール観光です。ということで、省略です。
Day 12イスタンブール観光 (3日目)
12日目も、イスタンブール観光です。ということで、省略です。なお、翌日の空港移動への関係でホテルを変えています。
Day 13トルコ出国とカタール入国
13日目は、ヨーロッパ側の空港であるIST (Istanbul Airport)から出国し、またDohaへ向かいます。そして、今回は乗り継ぎではなく、カタールに入国します。これも一度やってみたかったんですよね。
かなり新しい路線であるM11でISTに向かいます。
Day 14Doha観光とカタール出国
14日目は、Dohaのメトロを一部乗りつぶしつつ観光をして、夜に最後の訪問国であるインドネシアに向けて出国します。
せっかくなので、Goldclubという一ランク上の座席の一日乗車券を買って、積極的に乗ることにしました。
Goldclubは座席も豪華で、人がほとんど乗っていないというメリットがあります。(富裕層は車でしょうし、労働者は使わないでしょうし。気まぐれな旅行者ぐらいしかターゲット層が思い浮かばないので、まあやんぬるかなと言う感じですが)
あとは、車両の端っこで自動運転で運転士はいないので、前面(もしくは後方)展望席があります。非常時には運転席になるんだと思いますが。
と言う割に価格は、一日乗車券だと30QAR(普通の座席は6QAR)なので、まあ、今回みたいな乗りつぶしでいっぱい乗るなら使っても全然問題ない価格差でしょう(個人差があります)
Red Lineの終点であるLusailまで行きます。ここで地下鉄からトラムに乗り換えます。トラムもメトロと同じ切符が使えるのですがシングルクラスでした。 トラムは一周するのでそのまま乗り続けてもいいのですが、一応途中で一回降りてみました。
なお、このLusailは、自分は知らなかったのですがDohaに次ぐ第二の都市のようです。まあ隣ですしね。まだまだ絶賛開発中の感じです。
別トラムに乗り換えて、さらに別方向へ行くトラムとの分岐駅まで乗ります。ここには巨大なショッピングモールがあるので昼食のためにも寄ってみました。
Lusailのトラム乗りつぶしの最後として、終点でメトロ接続駅であるLegtaifiyaまで乗りました。途中、なぜか緊急停車をしたりした微妙なトラブルもあり、遅れたようですが時間には余裕があるので特に問題はありませんでした。
ただトラムの急ブレーキは本当に強いので、転ぶ可能性は十分ありますね。
次にGreen Lineとの乗換駅であるAl Biddaまで乗りました。
Al BiddaからEducation CityへGreen Lineで向かいます。
駅を出るとトラムがあるので、これで美術館に向かいます。
行ったのはいいのですが、美術館が営業しているのかしていないのか、そもそも入り口がどこなのかさっぱりわからなくてぐるぐるした挙句、誰も聞く人もいないので、あきらめてトラムに乗って帰りました。アラビア語ですら、何らかの案内がなかったと思うんですよねえ。
メトロの駅に戻り、Green Line乗りつぶしのために、終点まで向かいました。
終点は駅名の通り、大きなショッピングモールがあります。また、訪問時にはここが開発の端っこのようで、そこから西には真の砂漠が広がっていました。
Green Lineの乗りつぶしの仕上げとして、反対側の終点まで乗ってしまいます。ここはホテルの最寄り駅でもあったので、荷物を回収しました。
そして、空港へ向かいました。結局、Green Lineくらいしか乗りつぶせなかったですね。
Day 15インドネシア入国とBogor観光
15日目は、インドネシア入国後、Jakarta観光・・・をせずに鉄道に乗ってBogor観光をしました。
CGKはターミナル間をつなぐSkytrainがあるのですが、すごく自動運転可能っぽい車両なのに、なぜか手動運転でした。しかも時刻表があるくらいの本数の少なさで、10分とか平気で待たされる感じでした。これは、なんでなんでしょうね。
それはともかく、空港鉄道があるのでこれを使って中心部へ向かいます。もちろん鉄道で行きたかったというのもありますが、ジャカルタは渋滞もひどいということですし、この朝の時刻では車よりは良かったんじゃないでしょうか。
この駅からは乗り換えで、比較的最近できたMRTなどに乗ることもできるのですが、乗るためのICカードを購入する手段がなかった(窓口などが見つからなかったか営業していなかった)ので、断念して歩き始めました。
少し歩いたところで、やっぱり暑いので最寄りのBRT(Transjakarta)の停留所に行き、そこでICカードを購入して、少し乗ってそこからまた歩くという中途半端な行程でホテルまで行きました。ホテルで荷物を預けた後は、観光を開始します。
しかし、Jakartaに限らず、交通系の乗車カードって、たいがい購入できるところは限られていて、自販機などでできるのは、いわゆるチャージだけみたいなのが多すぎますよねえ。なんとかしてほしいところです。
なんとなく、Jakarta以外のところに初日に行っておこうと思い、Bogorの植物園に行くことにしました。近くのKAI Commuterの駅の窓口でICカードを買い、早速向かいました。
で、来た電車がどこかで見おぼえるのある車両です。そう、かの〈日本の)国鉄205系です。かつては、冷房なしで天井まで人が乗っているようなイメージがありますが、今はそんなこともなく、普通に冷房付きの日本と大して変わらない乗り心地(当たり前)の列車になっています。車掌の肉声による車内アナウンスも日本並みに多いイメージで、ドア閉まりますのでご注意ください的なことも毎駅で行ってる感じです。言葉は全くわからないのでイメージですが、同じような内容をドアを閉める前に行っていたのできっとそうなのでしょう。
そんなこんなで、Bogorまで各駅停車、1時間ちょっとで到着します。
Bogorの駅前は市場みたいになっていてにぎわっていました。
で、目的地の植物園ですが結構大きく、入り口は南側にあるのでぐるっと回らないといけません。そして、難関はその周りの車道を横断しなければならないところです。交通量も多く、動いているんだか動いていないんだかよくわからない押しボタン(しかも信号機が車両側は動いているけど歩行者側はうごいてないので、ギリギリで車が止まったことを見て、フライングしそうなバイクに注意しつつ、車両信号が赤であることを祈って意を決して渡る)を使うという難易度の高さでした。いやGrabなりなんなりを使えば済むことなんですけどね。
30度くらいでしたが蒸し暑いので、かかった時間の割にはなかなかつらく感じました。
行きと同じようにBogor駅まで歩いて戻ってきました。途中で大丈夫そうな(信号がついている)横断歩道の目星をつけていたのでそれを利用しました。それでもバイクは隙あらばすり抜けてこようとするので、警戒は必要ですが。
また、ルートを変更したことで、駅前で横断する必要があったのですがこちらは人通りも多かったのでローカルな人についていくことでなんとかなりました。
そして帰りも205系で戻ってきたという感じです。しかし、205系は8両編成・10両編成・12両編成のパターンがあるようでしたが、日本で運用してた時に12両なんて編成で運用されてたことあったんですかね?(山手線の11両が最長っぽい気がしますが・・・)
Day 16Jakarta観光と帰国
16日目は、グダグダとJakartaを観光して、いよいよこの長旅から帰国します。
TransjakartaというBRTに乗ります。道の中央に専用の乗り場・レーンがあるバス路線です。渋滞に巻き込まれない、というわけではなく、交差点付近では割とカオスになるのですが、それ以外では割と専用レーンなので速いです。
BRTでJakartaの中心駅であるKota駅付近まで向かいます。ここからは、結構渋滞が激しく距離の割に時間がかかった感覚です。
ホテルに戻って荷物を受け取り、またGondangdia駅まで戻って、空港鉄道の始発駅であるManggaraiへ行きました。
Day 17帰国
17日目。帰国でこれで全行程終了です。






































































































































































































































