2024年の修行リザルトと飛行機に関する雑記

Created at 2024/12/23 0:00:00and last updated at 2024/12/24 12:32:40bynikorisoft

このエントリは、レジリエントでウェルビーイングなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2024のために書かれたものです。

前回書いた通り今回も旅行ネタです。ごめんなさい。

アドベントカレンダーの最初のエントリで書いたJMBダイヤモンドを達成するための修行の結果を書こうと思っていたのですが、それだといつもの通りおもしろみのないものになってしまうので、今回は、修行の話の前に、最初に飛行機に関するあれこれを調べて解説してみるという試みをしてみました。

搭乗記録に関するあれこれ

今年のアドベントカレンダー用の記事はほぼ旅行に関するものでしたが、そこで飛行機の搭乗記録を載せてきました。執筆時点で最後に乗った飛行機について書くと、以下の通りです。

行程 ✈️ NH 1781 (OKA→ISG)

出発空港・到着空港

OKA

ISG

出発時刻・到着時刻

19:25 (-4m)

20:23 (-2m)

ゲート・スポット

32

6

使用滑走路

36R

04

機種名・登録番号

B737-800 (JA89AN)

所要時間

00:58

ここまで何も説明していませんが、ここに書かれている内容がなんなのか。自明なことを除いて、なるべく外部の根拠含めて書いていきましょう。最近のAIと出せる違いはここくらいしかありません(それすら怪しいのかもしれませんが)。とはいいつつ、自分の体験や色々なことを調べて推測したものなども結局多くなってしまいました。「ようです」と終わってる文章が多いのはそういうことです。

(1) IATAとICAO

飛行機はもちろん国内線もありますが、国と国を結ぶ主要な手段として使われることも多いでしょう。そんな各国の飛行機が入り乱れる中では、飛行機や空港設備に関する様々なものは、国際的に統一されていることが重要です。ということで、そのような国際的な枠組みが必要になってきます。そして、今回特にかかわりがあるのは、IATAとICAOです。

IATA(International Air Transportation Association / 国際航空運送協会)は、世界の航空会社で構成される民間団体です。世界中の340以上の航空会社が加盟し、世界の航空輸送の80%以上をカバーしているそうです。

一方のICAO(International Civil Aviation Organization / 国際民間航空機関)は、ドメインからもわかる通り国連の専門機関です。1944年のシカゴ条約に基づいて設置されたものです。民間航空ということで要は軍事関係以外を除いた航空交通全般を対象としているものになります。公的な規制や規則などは、すべてこの機関、あるいは関連する条約によって定められたものが基になっているといえるでしょう。

各国の情報

各国の航空関係を管掌する組織は、日本では国土交通省(航空局)、アメリカではFAA(Federal Aviation Adminstration)、EUではEASA (European Union Aviation Safety Agency)などがあります。

今回の記事で多く扱う空港関連の情報について、これら当局が情報を発行しています。オンラインでは、日本ではAIS JAPANFAA Airport Dataなどがありますので、下記の空港情報はそこからの情報を利用しています。

(2) 飛行場と空港

さて、まずは空港あるいは飛行場から始めましょう。調べた限り、空港(airport)には明確な定義はないようですが、基本的には一般的に想起されるような大きな旅客設備を持ったものが空港と呼ばれるようです。飛行場は飛行機が発着する最も一般的な概念です(空港 ⊂ 飛行場)。ICAOのAnnex 14では下記のように規定されているようです。

A defined area on land or water (including any buildings, installations and equipment) intended to be used either wholly or in part for the arrival, departure and surface movement of aircraft.

また、アメリカのFAAのPilot/Controller glossaryだと、

A defined area on land or water (including any buildings, installations and equipment) intended to be used either wholly or in part for the arrival, departure, and movement of aircraft.

とほぼ同じ定義になっています。

ですので、飛行場というと、ヘリポートも入りますし水上飛行機の発着場なども入りますね。

日本の「空港」

ちなみに、日本の「空港」には空港法による定義があり、

(定義)

第二条 この法律において「空港」とは、公共の用に供する飛行場(附則第二条第一項の政令で定める飛行場を除く。)をいう。

となっています。こちらは飛行場の定義がないですね・・・ いずれにしても飛行場のうち公共交通として利用ができるようなもの(ただし共用空港を除く)を指すということのようです。

(3) 空港や飛行場のコード

飛行場(aerodrome)には名前がついていますが、たとえば東京国際空港には羽田空港という別名もあるように、間違いのないように空港を識別するためには一元管理された識別名(コード) が必要になります。そのために、IATAは空港、ICAOは飛行場にコードを振っており、多くの空港はこの二つのコードを持っています。

IATA Airport Code

IATAは空港に3文字のアルファベットからなる空港コードを規定しています(そのまま3レターコードと呼ばれたりもします)。Airline and Airport Code Searchから検索することができます。

たとえば、CDGで検索すると、City Name: Paris, Airport Name: Charles de Gaulle, 3-Letter Location Code: CDGと答えが返ってきます。

世界中の空港を3文字で表現しており、基本的には早い者勝ちなので、古くからある空港は比較的わかりやすい並びになっている一方で、ほかの空港にとられているとなかなか苦し紛れの名前になっていたりします。日本の空港をいくつか並べてみましょう。比較的ストレートな名前付けを挙げると、下記のような感じです。

3レターコード 空港名 由来 (筆者の推定)

NRT

成田国際空港

N a R i T a

HND

東京国際空港

H a N e D a

CTS

新千歳空港

C hi T o S e

ITM

大阪国際空港

IT a M i

FUK

福岡空港

FUK uoka

FKS

福島空港

F u K u S hima

NGO

中部国際空港

N a GO ya

IKI

壱岐空港

IKI

少し変わっているものとしては、下記の通りでしょうか。日本にあるのでJをつけることが多いようです。

3レターコード 空港名 由来 (筆者の推定)

KIX

関西国際空港

K ansa I (もしくはIntl.のI) + 謎のX

FUJ

福江空港

FU kue + JapanのJ

FKJ

福井空港

F u K ui + JapanのJ

OKA

那覇空港

OK inaw A (もしくは中間のa)

ASJ

奄美空港

A mami O-S hima (単に島かも)

UKB

神戸空港

謎のU + K o B e

OGN

与那国空港

y O na G u N i

KMQ

小松空港

K o M atsu + 謎のQ

KMI

宮崎空港

九州のK? + MI yazaki

HSG

佐賀空港

肥前のH? + S a G a

AXT

秋田空港

A ki T a + KもしくはKiの代替として"X"?

一部の文字がわからないものはあれど、なんとも説明できないものは、やはり新潟空港(KIJ)でしょうか。何らかの説明がされているものがありますが、典拠が見つからず、何ともいうことができません。

なお、IATAのコードには、都市(TYO = 東京)やヨーロッパの一部の鉄道駅にもつけられていたりします。

他方、小さな空港や飛行場には、IATAのコードがなかったりします。例えば、八尾空港(大阪府)や調布飛行場(東京都)には、IATAに加盟している航空会社が就航していないためか、IATAコードはありません。(ただし、OIM = 大島空港(東京都)のように、かつて就航していたために振られているものもあるようです)

ICAO

ICAOのコードは4文字のアルファベットです。(Doc 7910: Location Indicatorsで定められているようです)こちらは多くの飛行場に振られており、日本でもヘリポート以外にはすべて振られているようです。(八尾空港はRJOY、調布飛行場はRJTF)

ICAOコードはIATAとは違い多少システマティックとなっており、国ごとの接頭辞と国ごとに決めた部分の二つからなっています。

接頭辞は一文字や二文字で、日本を含む大半の国は二文字となっています。アメリカやカナダのようにたくさんの空港を持つ国(あるいは単に影響力の大きい国)は、一文字が割り振られています。アメリカの48州はK(本土以外は別。例えば、アラスカはPFなど、ハワイはPHを利用)、カナダはC、ロシアはU、オーストラリアはY、中国にはZ(ただしZKとZMは除く)が割り振られています。

IATAコードとICAOコードには、このように体系が異なるためにまったく別の名前がつくことが多いですが、アメリカやカナダは、IATAコードのある空港については単純にIATAコードにその接頭辞をつけるだけで済ませているように見えます。(Chicago O’Hareは、IATAがORDなので、ICAOはKORD)

日本にはRJとROが割り当たっており、ROは基本的に沖縄県の空港が割り振られ、RJはそれ以外が割り振られているようです。(例外はRORY = 与論空港) 残り二文字については、大きな空港については同じ文字を重ねたものをつけているように見えます。成田と関空は、やはり日本を代表する国際空港ということでAAとBBがつけられたのではないかと思います。(RJCCは、千歳のCとも、ABCのCともどちらとも解釈できそう)。それ以外は、頭文字を重なている感じですね。(名古屋は「ご」でしょうか)

4レターコード 空港名 IATAコード (参考)

RJAA

成田国際空港

NRT

RJBB

関西国際空港

KIX

RJCC

新千歳空港

CTS

RJTT

東京国際空港

HND

RJOO

大阪国際空港

ITM

RJGG

中部国際空港

NGO

RJFF

福岡空港

FUK

RJSS

仙台空港

SDJ

あとは地方で3文字目を決めているようなそうでもないようなよくわからない体系になっています。4文字目もわかるようなわからないようなですね。

4レターコード 空港名 IATAコード (参考)

RJCH

函館空港

HKD

RJCK

釧路空港

KUH

RJEC

旭川空港

AKJ

RJTF

調布空港

---

RJTO

大島空港

OIM

RJFT

熊本空港

KMJ

RJFM

宮崎空港

KMI

ROAH

那覇空港

OKA

という感じで、たまにわかりにくいコードがあるとはいえ、IATAコードのほうがまだわかりやすいといえるでしょう。

そういうこともあってか、旅客が目にするような場面ではIATAのほうが使われることが多いと思います。もちろん名前のほうが多いといえばそうですが。他方、管制とかフライトコンピュータとかそういう場面ではICAOが使われるようですね。

最初の例を見ると

最初の例に立ち戻りますと、「出発空港・到着空港」に書いてあるOKAは那覇空港、ISGは新石垣空港(IShiGaki)のIATAコードですので、沖縄県の沖縄本島にある那覇空港から、同じく沖縄県の八重山地方の石垣島にある新石垣空港まで飛んだことがわかります。

OKAがちょっと慣れないとわかりづらいですが、何も知らなくても多少は推測できるのではないでしょうか。

(4) 航空会社・便名

便名は、運航会社を表す文字列とその便を表す番号を組み合わせて表示します。冒頭の例でいえば、「NH 1781」です。

番号のほうについては、各航空会社で決めているものだと思われるので、明確なルールはないように思われます。日本の航空会社は、だいたい東から西に向かう便に奇数、その逆に偶数を割り当ててるように思われます。アメリカの航空会社では、往復に同じ番号を割り当てるという場合もあるようなので、本当に国それぞれもしくは会社それぞれな感じがします。

さて、航空会社を表すほうの文字列(コード)ですが、これは空港の場合と同様にIATAとICAOが規定しています。IATAのコードはアルファベット・数字2文字、ICAOは3文字です。

日米の航空会社をいくつか挙げてみると下記のような感じです。

航空会社 IATA ICAO

All Nippon Airways (全日本空輸)

NH

ANA

Japan Airlines (日本航空)

JL

JAL

Skymark Airlines (スカイマーク)

BC

SKY

Star Flyer (スターフライヤー)

7G

SFJ

American Airlines

AA

AAL

Delta Air Lines

DL

DAL

United Airlines

UA

UAL

IATAのほうはに文字と名前空間が狭いため、後のほうから出てきた会社はなんでそうなったのかわからないものになっていたりしますね(BCとか)。新しい航空会社は数字を使う羽目になることも多そうです。

二文字目に数字を使ってしまうと便名との区切りが紛らわしいからか1文字目に使う会社が多い印象を受けます。ロシアのS7とかは思いっきり二文字目ですが。

(5) 滑走路

次は滑走路の番号についてです。飛行機は、滑走路を使って離陸し、滑走路を使って着陸します。それ以外の事象は基本的に事故です。

飛行機が滑走路を使うためには、管制による許可を得ることが基本的に必要になります。ですので、滑走路を誤解なく識別する方法が必要となります。そのため、各空港の滑走路には識別するための番号がついていますし、その番号付けのルールも国際的に(ほぼ)統一されています。ちなみに番号は、滑走路の端に大きくペイントされていたり、滑走路に出入りするところの路面や看板にも書いてありますので、窓から見ることもできます。

これは滑走路が一つしかない空港でも同じです。複数ある場合と同じルールでやるためということもできますが、単純に一つの滑走路でも着陸・離陸する方向は二つあり得るからです(基本的には、滑走路はどちら側からでも離着陸できるようになっています。設備や周辺環境との兼ね合いでどちらかの方向が使われない場合もあります)

その番号付けは、基本的に離着陸する方角を10度単位に丸めたものです。つまり、滑走路の中心線とを磁北から見たときの角度を1/10にして最も近い整数としたものということになります。(磁北を向いている場合には、0ではなく36とする)

たとえば、東(磁北から時計回りに90度)を向いている場合には09となります。この滑走路を東方向に離陸する、あるいは東方向に着陸する(つまり西から東へ飛行機が飛ぶ場合)ときは、使用滑走路の欄を09としています。他方、同じ滑走路でも逆向きに離陸・着陸する場合があり、これは180度反対側になるのでこの場合は27となります。したがって、どの滑走路にも二つの番号があり、滑走路そのものを指すときには二方向を合わせて09/27と言われたりします。(羽田空港や成田空港のA滑走路、B滑走路・・のように便宜上別の名前で呼ばれることもありますが、実際の航空機の管制では使われないはずです)

また、平行滑走路と言われるように、同じ方向の滑走路を複数持つ空港があります。例えば、羽田空港ではA滑走路とC滑走路、成田空港ではA滑走路とB滑走路(と計画されているC滑走路)がそれにあたります。この場合、二つの滑走路は同じ方角に作られるため、上記の番号付けでは同じ番号となるため、左右でLとR、もしくは3本ではLとCとRを後ろにつけて識別します。羽田空港ではA滑走路は34R/16L、C滑走路は34L/16Rです。当然ながら反対側から見ると左右が逆になるので、LとRが入れ替わることに注意しましょう。(Cがつけられる例は日本ではないと思います。アメリカだとシカゴのO’Hare International Airportにあります)

では、4本以上ある場合はどうするのかというとその次に方位に近い数字をつけます。日本では、新千歳空港と千歳基地は管制が一体であるためか、合わせて4本の平行滑走路があることになり、滑走路の真方位(True Bearing、実際の方位)は2度なので、一番近い数値は36/18、その次は01/19となります。ですので、千歳基地にある二本が36L/18R・36R/18L、新千歳空港にある二本が01L/19R・01R/19Lと名付けられています。

先ほど例に挙げたO’Hareは6本の平行滑走路があり、方位が93度ですので、9L/27R・9C/27C・9R/27L・10L/28R・10C/28C・10R/28Lという名づけ方となります。

ちなみに、これらの真方位は、前述のAIS Japanなど各国の航空当局が提供している空港情報から見つけることができます。まあ実際のところWikipediaを見るのが一番手軽ですが、誤りもある可能性には留意しましょう。

最初の例を見ると

では冒頭の例を改めてみてみましょう。那覇空港(OKA)には2本の平行滑走路があり真方位は177度/357度です。従って36L/18Rと36R/18Lの二本ということになります。今回離陸したのは、「36R」ということなので、南から北に向かって進行方向右側の滑走路から離陸したということになります。

新石垣空港(ISG)は滑走路が1本しかありません。真方位は36度/216度ですので、滑走路の番号としては04/22となります。今回着陸は「04」だったので、南西側から北東側に向かって着陸したということがわかります。

根拠

さてこの滑走路の番号付けを規定しているのはどこなのでしょうか。これは、やはりICAOのようです。ICAOのAnnex 14 Volume 1 5.2.2.4では下記のように規定されているようです。

A runway designation marking shall consist of a two-digit number and on parallel runways shall be supplemented with a letter. On a single runway, dual parallel runways and triple parallel runways the two-digit number shall be the whole number nearest the one-tenth of the magnetic North when viewed from the direction of approach.

1本から3本までは、最初にいった通り磁北とアプローチ方向の角度となります。(どちら向きというのが規定されていないですがいいんですかね)

On four or more parallel runways, one set of adjacent runways shall be numbered to the nearest one-tenth magnetic azimuth and the other set of adjacent runways numbered to the next nearest one-tenth of the magnetic azimuth.

4本以上の場合は、次に方位に近い値ということになります。(この規定だと7本以上が定義されない気がしますが・・・)

When the above rule would give a single digit number, it shall be preceded by a zero.

一桁になる場合には0をつけます。ただし、アメリカはつけないようです。(後述)

続く5.2.2.5では、

In the case of parallel runways, each runway designation number shall be supplemented by a letter as follows, in the order shown from left to right when viewed from the direction of approach:

  • for two parallel runways: "L" "R" ;

  • for three parallel runways: "L" "C" "R" ;

  • for four parallel runways: "L" "R" "L" "R" ;

…​

とL・C・Rをつけることを規定しています。

アメリカルール

アメリカのFAAのAeronautical Information Manual (AIM)を見てみましょう。

Chapter 2. Aeronautical Lighting and Other Airport Visual AidsのSection 3. Airport Marking Aids and Signsを見ると、上記のICAOとほぼ同様のルールが書かれています。引用すると、

  1. Runway Designators. Runway numbers and letters are determined from the approach direction. The runway number is the whole number nearest one‐tenth the magnetic azimuth of the centerline of the runway, measured clockwise from the magnetic north. The letters, differentiate between left (L), right (R), or center (C) parallel runways, as applicable:

    1. For two parallel runways "L" "R."

    2. For three parallel runways "L" "C" "R."

です。簡略化したものですね。そして一桁の場合の規定は特に書いてありません。そして、Chapter 4, Section 3 Airport Operationsを見ると、

4-3-6. Use of Runways/Declared Distances

  1. Runways are identified by numbers that indicate the nearest 10-degree increment of the azimuth of the runway centerline. For example, where the magnetic azimuth is 183 degrees, the runway designation would be 18; for a magnetic azimuth of 87 degrees, the runway designation would be 9.[…​]

となっており、87度では「9」として例示されています。規定ではICAOの09となるはずですね。

ただ上は例にあるだけなので、もう少し明確な規定を探すと、FAAの過去のAdvisory Circularのうち、AC 150/5340-1L: Standards for Airport Markingsを見ると、Chapter 2の2.3 eに下記の規定があるようです。

  1. Characteristics.

(1) A runway landing designator marking consists of a number comprising one or two digits. When parallel runways exist, the number is further supplemented with a letter.

(2) A single-digit runway landing designation number is never preceded by a zero.

はい。一桁の番号も許容しています。というよりも、(2)でゼロをつけるなとなっています。とはいえ、このACは現在はCanceledになっており有効ではありません。そして類似する現在有効なACは見つかりませんでした。ですので、ICAOの規定に反するので明確な規定は削除されたのかもしれませんが、すでにつけられた番号を許容するためあえて明示しないという形にしているのかもしれません。この辺りはまったく専門でないのでわかりませんので、正しいことをご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。

どうやって知るか

では乗客として飛行機に搭乗しているときにどこの滑走路から離陸したかはどうしたらわかるのでしょうか。

一つは、航空機の軌跡を見られるサイト(flightradar24など)で見るのが一番簡単です。ただしたまに、離陸して少ししてからの履歴しか記録されていないこともあるので、たまにこれではわからないことがあります。

二つ目は、GPSで自分の位置を搭乗しながら確認することです。ただし、当然ながら離着陸時には通信を行うことができませんので地図はオフラインのものをどうにかしておく必要があります。あるいはGPSロガーで記録しておいてあとで照合することもできるでしょう。これも窓側の座席ならGPSを受信できることもできますが、中央になるほど難しいでしょう。機種によっては、窓のブラインドの仕様のせいかまったく受信できない機種もあります(787とか)。 代替手段として、飛行機のエンタテインメントシステムにあるフライトマップなども参考にできる場合があるでしょう。

三つ目は、外の景色から判断することです。どこを走ってるか・飛んできたか、外を見ていて、空港マップが頭の中に入っていれば、だいたいわかります。ほか、滑走路の出入口の脇には、滑走路であることを示すサインが存在しますし、運が良ければ路面の標示を見ることもできるでしょう。これも窓側に近くないと難しいかもしれません。また夜間などはより一層判断が難しくなるでしょう。

四つ目は、運用から判断することです。飛行機は好き勝手に滑走路を使っているわけではなく、風向き(向かい風で離陸・着陸するのが最も好ましい)などを考慮しており、だいたい季節や時間帯などによりどこから離陸・どこへ着陸するかは決まっています。前後の飛行機の状況を空港から観察すれば推測することも可能でしょう。まあ、滑走路の使い方が突然変更になることもあり、あくまで推測であって確実ではないのですが。あとは一本しかない空港であれば、コンパスを使えばどっちに行こうとしているかはわかるでしょう。

まあ、この辺りを組み合わせれば、ほとんどの場合で判断することができるでしょう(結局適当)

最後に、客室乗務員に問い合わせるという手段もあります。自分はやったことないですし、水平飛行時ならまだしも出発到着の忙しい時に聞くのもどうかという気がしますしねえ。フライトログブックという文化もあるようですが、このあたりはあくまで好意のサービスでしょうからなんとも。

(6) 出発時刻・到着時刻

よく飛行機の出発時刻は駐機スポットから動き始めた時刻、到着時刻は駐機スポットに到着した時刻と言われています。ですが、これの根拠はどこにあるんでしょうか。

調べてみましたがよくわかりませんでした。ICAOのAPACのミーティングのATFM(Air traffic flow management)の用語定義を話し合った際のドラフトがいちおう見つかり(これは各国で使われているものを引用しているといっていますが)、正式なものではありませんが、ここには

AOBT (Actual Off Block Time)

The time the aircraft pushes back / vacates parking position (Equivalent to Airline / Handlers ATD – Actual Time of Departure & ACARS=OUT)

AIBT (Actual In Block Time)

The time that an aircraft arrives in-blocks (Equivalent to Airline/Handler ATA –Actual Time of Arrival, ACARS = IN)

と書かれており、AOBT, AIBTがそれぞれ航空会社の出発時刻・到着時刻とされています。

なお、ATC(管制)におけるATDは、ATOT(Actual Take Off Time)で滑走路から離陸した時刻ということで、いろいろ紛らわしいようですね。

ここで引用した内容が正式な内容ではないとしても、いちおうこれを基準に自分は記録をつけていますし、航空会社の運航ステータスをあとから見てもほぼ一致しているので、実用上の定義としては正しいと思われます。

(7) ゲート・スポット

自分は下記の認識で使っています。

ゲートは空港の旅客ターミナルにおいて、旅客の乗降を行うための場所。スポットというのは、飛行機が駐機するための位置のこと。ですので、ゲート番号とスポットについている番号が必ずしも一致しないため(よくある例では、ゲートからは直接飛行機に乗れず、離れたスポットに止まっている飛行機にバスで移動するパターン)、一致しない場合にはそれを明記するようにしています。

スポット(spot)という単語はこの意味では国際的には使われないそうですが、九州地方整備局港湾空港部福岡空港整備推進室の福岡空港プロジェクトのページにある用語解説によれば、

また、エプロン内にあり、航空機が駐機する位置をスポットという。

とあります。では国際的になんというかというと、あまりはっきりせず、ヨーロッパ(EASA)のCertification Specifications (CS) and Guidance Material (GM) for Aerodromes Designというドキュメントの定義によれば、

'Aircraft stand' means a designated area on an apron intended to be used for parking an aircraft

とあり、これがスポットとほぼ同じ定義と思われます。

他方、アメリカ(FAA)では、AC 150/5300-13B - Airport Design - Change 1のApronの構成要素 (5.1.3 Apron Elments)を見ると、

  • Parking positions

という表記になっています。Figure 5-3の図はゲートに止まる例しか書かれていませんので、Remote apronの場合の図がなく、もう一歩決め手に欠けます。文章内を検索すると、"parking stand" "aircraft parking stand" "aircraft parking position"という単語が特に定義なく出てきていますので、アメリカでもstandともいうようです。

どうやって知るのか

これらの番号を搭乗する乗客としてはどう知ればいいのでしょうか。といってもゲートは、搭乗するためには必須の番号ですので、飛行機に乗ったことある人であればどうやってもわかるでしょう。(非常に小さい空港で番号すらついていないところもありますが)

他方、スポット(stand)の番号ですが、基本的にはゲートから直接乗れる場合にはゲートの番号と同じです(違うところもあります)。スポットの番号は、当然飛行機を運航する人たちはわからないといけないので、空港の路面に明記してあります。だいたい黄色い線で書いてあります。

また、飛行機が止まっている正面に、番号と緯度経度が書かれたサインのついた柱が立っている場合もあります。

そのほかGoogle mapsなどの衛星写真にはたいていの場合、番号の書かれた路面標示が写っていますので、GPSの位置と照らし合わせて判断することもできます。(飛行機の扉が閉まる前、着陸後は通信が可能なので、滑走路の場合よりは容易でしょう) とはいえ、たまに解像度が悪くて読めない場合もあります。

補完するものとして、前掲のAIS Japanなどで入手できる空港チャートには、番号が書かれています。ですので、位置がわかればその図と照らし合わせてスポット番号を知ることができます。本当に小さいと番号がない空港もあります。

最初の例を見ると

最初の例を見ますと、那覇空港も新石垣空港もゲートから直接乗り降りできたので、ゲート番号のみ書いてあります。那覇空港は32番、新石垣空港は6番でした。

(8) 機種名

航空機は一機一機がオーダーメイドというわけではなく、機種(モデル)というものが存在します。そしてそれぞれに航空機メーカーがつけた機種名があります。ボーイング社の民生航空機には7x7という感じ、エアバス社であればAに3桁の数字をつけたものという感じになっています(ただし便宜上、ボーイングと書くのが面倒なのでBと省略したうえで、エアバスと同じようにB7x7のように書いています)。さらに同じ機種でも、大きさなどを変えたバリエーションがあり、さらに数字やアルファベットをつけて区別しています。(例: A350-900とA350-1000)

まあこれについては、特に各メーカーがそういう風につけているというだけで、あまり言えることはない気がします。少なくとも滑走路の番号などよりかは一般の話題にのぼるものだとは思いますし。

耐空証明の話とかに結び付けられる(なぜ737 MAXシリーズで問題になったMCASはなぜ必要だったかみたいな)とは思いますが、ここはさすがに詳しくないので省略します。

機種コード

なお、飛行機の機種に対してもIATAおよびICAOがそれぞれコードを発行しています。IATAは、Standard Schedules Information Manual (SSIM)のAppendix Aで定義しているようで、アルファベット・数字3文字です。ICAOは、Doc 8643 - Aircraft Type Designatorsによって定めており、検索サイトで検索することができます。こちらは4文字になっています。

IATAのほうは、航空会社の機種一覧(たとえば、JALのページにある"359"とか"788"などのもの。ANAのページも同様。ただし一部オリジナルのものがあるようです)や時刻表などでも目にすることがあるでしょう。

代表的なものを示すと以下のようになります。

機種名 IATA ICAO

Boeing 737-800

738

B737

Boeing 737-800 (ウィングレットつき)

73H

Boeing 737 MAX 8

7M7

B37M

Boeing 777-300ER

77W

B77W

Boeing 787-9

789

B789

Boeing 787-10

781

B78X

Airbus A320

320

A320

Airbus A350-900

359

A359

Airbus A350-1000

351

A35K

Airbus A380-800

388

A388

Embraer 170

E70

E170

ATR 42-600

ATR

AT46

DHC-8-400 Dash 8

DH4

DH8D

似ていつつも別コードをつけている感じですね。自分もどちらかのコードで表記するようにすればよかったかもしれませんが、空港コードほど略号が一般的ではないと思われるので、こちらは普通に書くことにしています。

(9) 登録番号

登録番号(Registration Number)/登録記号(Registration Mark)は、各機体を各国の航空当局の管理対象として登録した際につけられる番号です。自動車でいうナンバープレートと同じといってよいでしょう。ですので、所有者や国が変われば番号は変わります。ですので、機体を同定する方法としてはメーカーが与えたシリアル番号があります。こちらはあまり表に出てくることはないですが。(ただ事故調査などではバラバラになった機体から特定するのに使われたりしますね)。英語(アメリカ?)ではtail numberとも呼ばれるようです。

さて、この登録番号ですが、やはり国際的にフォーマットが決まっており、ICAOのAnnex 7によって規定されているようです。そして、このページにリンクがある通り、国ごとに先頭につける記号が決まっています。たとえば、日本はJAです。ですので、JALが運航しているとある飛行機はJA01XJという登録番号がついています。このように飛行機の国籍を表す記号+各国で決めている数字・アルファベット列というフォーマットになります。国籍記号の次がアルファベットである場合には、-をつけるようです。

登録番号の長さについては、国ごとに決まっている感じでICAOでは規定していなさそうですが、日本ではJA+4文字で統一されています。アメリカはN+5文字のようです。

日本では、昔はJA8xxxという形でしたが、今は最後を会社ごとに振り分けているようで、JALは「J」、ANAは「A」や「AN」、スターフライヤーは「MC」、ピーチは「P」といった感じになっているようです(ただし、スカイマークはJA73xxという形で例外のようです)。ただしここで挙げたのは一例で、JALのグループ会社(JTAとかRACとか)はまた違ったりもします。

登録番号の位置の規定

登録番号は実は飛行機に結構大きく書いてあります。下記に写真で例を示します。

だいたい下記にあります。

  1. 飛行機の機体の後ろのほう

  2. 垂直尾翼 (日本はなさそう)

  3. 右の主翼 (日本のみ)

  4. 左の主翼の下

  5. 前輪の格納扉

JALのXのポストでもa,c,d,eが挙げられていますね。位置的にdを確認するのは難しく、自分で日本で見たことはありません。カナダで乗った水上飛行機(DHC-6)で確認することができました。

さて、これらは果たしてどのように規定されているのでしょうか。(以下はいわゆる重航空機の固定翼機の規定のみ扱い、気球とか飛行船とかヘリコプターなどは除きます)

日本

日本では航空法施行規則にあるようです。

第百三十七条 国籍記号及び登録記号の表示の方法及び場所は、左の通りとする。
  一 飛行機及び滑空機の場合には、主翼面と尾翼面又は主翼面と胴体面とに表示するものとする。
    イ 主翼面にあつては、右最上面及び左最下面に表示し、主翼の前縁及び後縁より等距離に配置し、国籍記号及び登録記号の頂は、主翼の前縁に向けるものとする。但し、各記号は、補助翼及びフラツプにわたつてはならない。
    ロ 尾翼面にあつては、垂直尾翼の両最外側面に、尾翼の各縁から五センチメートル以上離して、水平又は垂直に配置するものとする。
    ハ 胴体面にあつては、主翼と尾翼の間にある胴体の両最外側面に表示し、水平安定板の前縁の直前方に、水平又は垂直に配置するものとする。

ということで、一のイによりcとd、ロによりb、ハによりaが示されており、一の規定によって、 (a || b) && c && d が義務ということになります。

イギリス

イギリスのUK Civil Aviation Authorityの"The Display of Nationality and Registration Marks on Aircraft: Guidance for Owners"によれば、

(2) On such aircraft having a fixed wing surface—
  (a) the marks must appear on the lower horizontal surface of the wing structure and on the port wing unless they extend across the whole surface of both wings;
  (b) so far as is possible the marks must be located equidistant from the leading and trailing edges of the wings;

(3) On the fuselage (or equivalent structure) and vertical tail surfaces of such aircraft—
  (a) the marks must also appear either—
    (i) on each side of the fuselage (or equivalent structure), and must, in the case of fixed wing aircraft be located between the wings and the horizontal
tail surface; or
    (ii) on the vertical tail surfaces;
  (b) when located on a single vertical tail surface, the marks must appear on both sides;
  (c) when located on multi-vertical tail surfaces, the marks must appear on the outboard sides of the outer-surfaces;

となっています。

ここでは、(2)は左の水平翼の下側に書くことを規定しています(つまり上のd)し、(3)は、翼と水平尾翼の間の胴体の両面3)-(a)-(i、もしくは、垂直尾翼の両面3)-(a)-(ii), (3)-(bに書くということになっています。ですので、義務としては (a || b) && d ということでしょうが、上記のBAの例では、a,b,d,eに書いていると思われます。

アメリカ

アメリカではNで始まるのでN-Numberとも呼ばれるようですが(国際的に通用しない単語を規則とかで使わないでほしい)、ActiveなAC-45Eの7.5 Table 2のFixed-wing aircraftによれば、

(1) On both surfaces of a single vertical tail or on the outer surfaces of a multi-vertical tail, or

(2) On the fuselage surfaces, on both sides of the fuselage between the trailing edge of the wing and the leading edge of the horizontal stabilizer. [...]

となっています。ですので、イギリスと同様に垂直尾翼の両面(複数ある場合は外側のもの)、もしくは翼の後ろと水平尾翼の先の間の胴体の両面という規定になっています。

義務としては、 a || b ということになりそうです。だいぶ少ないですね。

前輪は?

ということで、e(前輪の格納扉)に関する規定は見つかりませんでした。これは空港で地上の係員が作業する際にわかりやすくするためと言われているようで、どの航空会社も採用しているように思われます。ただ、規則としては決まっていないので表記方法はバラバラで、スペースも限られているので、登録記号の一部だけを表示しているケースが多いようです。

冒頭の例では

冒頭の例に戻ってみましょう。 JA89ANという登録番号の飛行機に乗ったことがわかります。これは、当然JAで始まるので日本の航空機です。「AN」で終わっているので、ANAの737-800であることがわかります(これは規則で決まっているわけではないので、現状の番号付けから帰納的に推測する必要があります)。

そして、JA89ANで調べれば、2018/11にデリバリされたものであることがわかり、ボーイングのシリアル番号が64877であることがわかります。(そしてANA所有ではなくリース機であることも)

どうやって知るか?

乗客として搭乗した場合に、登録番号をどうやって知ることができるのでしょうか。

単純には、飛行機に大きく書いてありますので、何らかの方法で機体の番号を読み取ることです。ただ、見ようと努力しないと意外と機体の外側を見ることは難しく、なかなか特定の面を見ることができなかったりもします。そんな中で搭乗時に一番見やすいのは前輪のところに書いてあるものでしょう。ここに書いてあるものは、前述の通り、一部分であることも多いので、あとはほかの情報と組み合わせて登録番号全体を推測する必要があります。

ほかの方法としては、やはりflightradar24のようなものを使うことです。ただ、たまにわからないものも存在しますので、頼りっきりではよくありません。

また機内の出入り口付近に掲示がある場合もあります。航空会社や機種・機体によって違うので一概になんともいえません。

あとは、客室乗務員に聞くという手段もいちおうあるかもしれません。

また、一部の航空会社のアプリでは、登録番号を出してくれたりします。たしかユナイテッド航空かデルタ航空のどちらかのアプリが出してくれたような気がします。(Previous flightの情報として)。こういうのはほかの航空会社も見習ってほしいものです。

修行のリザルト

で、今回の本題(?)です。残念ながらこれの最初の公開時点では、 JMBダイヤモンドは達成できておりません 。というのは、失敗したというわけではなく、最終搭乗日が12/22なので、そのFOPが反映されるのが早くても12/24だからです。ということで、12/24になったらここにダイヤモンド達成のスクリーンショットをお送りできるのではないかと思います。

製作者の執筆時点のステータス (JGC Premier) (2024年12月22日時点)
執筆時点(12/22)のステータス

・・・まあほぼ確実なので、達成したという前提で続けます。

(12/24追記)

12/22搭乗分が加算され無事に100,000 FOPを超えました。ステータス判定はさらに翌日になるのを忘れていましたので、12/25までお預けです。

今年度のFOP (100
今年度のFOP

今年は、72回飛行機に搭乗したようです。(1回は出発地引き返し) もちろん、JALやoneworldではなくFOPが入らなかったものもありますが、それも含めてどうだったのかを書いていきましょう。

番号 日付 便名 出発空港 到着空港 FOP 効率 備考

1

2024/02/10

NH1893

HND

HAC

 — 

ANAなので対象外

2

2024/02/12

NH1892

HAC

HND

 — 

3

2024/03/09

CUK201

RJTF

RJAN

 — 

新中央航空なので対象外

4

CUK206

RJAN

RJTF

 — 

5

2024/03/30

NH663

HND

NGS

 — 

ANA(発券)なので対象外

6

NH4643

NGS

IKI

 — 

7

2024/04/01

NH458

HSG

HND

 — 

8

2024/04/14

AA170

HND

LAX

4221

 — 

9

AA4883

LAX

SEA

1069

 — 

10

2024/04/19

JL67

SEA

NRT

2788

 — 

11

2024/04/30

JL913

HND

OKA

1676

9.47

12

NU617

OKA

ISG

570

17

2024/05/07

NU600

ISG

OKA

570

18

JL904

OKA

HND

1676

13

2024/05/30

JL974

ISG

HND

3460

18.10

14

2024/05/01

JL31

HND

BKK

5779

15

2024/05/05

JL32

BKK

HND

5779

16

2024/05/06

JL973

HND

ISG

3460

19

2024/05/18

CUK303

RJTF

RJAZ

 — 

新中央航空なので対象外

20

2024/05/31

NH471

HND

HND

 — 

引き返し

21

NH475

HND

OKA

 — 

ANAなので対象外

22

2024/06/01

NU816

RNJ

OKA

312

39.20

23

NH472

OKA

HND

 — 

ANAなので対象外

24

2024/07/05

NH625

HND

KOJ

 — 

ANAなので対象外

25

JL3737

KOJ

ASJ

564

28.62

26

2024/07/06

JL3831

ASJ

KKX

224

27

2024/07/07

JL3780

KKX

KOJ

570

27.21

28

NH624

KOJ

HND

 — 

ANAなので対象外

29

2024/07/12

NH1087

HND

YGJ

 — 

ANAなので対象外

30

2024/07/15

JL3434

OKI

IZO

298

40.97

31

2024/07/16

NH658

OKJ

HND

 — 

ANAなので対象外

32

2024/08/02

NH97

HND

KIX

 — 

ANAなので対象外

33

2024/08/04

NH20

ITM

HND

 — 

ANAなので対象外

34

2024/08/12

JL923

HND

OKA

1676

17.33

35

2024/08/13

NU601

OKA

ISG

620

36

JL972

ISG

HND

3460

24.45

37

JL31

HND

SYD

9518

39

2024/08/19

JL32

SYD

HND

9518

40

2024/08/20

JL973

HND

ISG

3460

38

2024/08/14

QF733

SYD

ADL

0

 — 

41

2024/08/20

NU608

ISG

OKA

620

9.19

42

JL910

OKA

HND

1676

43

2024/08/23

NH557

HND

HKD

 — 

ANAなので対象外

44

2024/08/24

JL2891

HKD

OIR

312

20.10

45

2024/08/31

JL915

HND

OKA

1872

12.39

46

NU565

OKA

MMY

500

47

2024/09/01

NU566

MMY

OKA

500

48

JL908

OKA

HND

1872

49

2024/09/07

JL987

HND

OKA

1676

8.87

50

2024/09/08

JL906

OKA

HND

1872

51

2024/09/28

JL645

HND

KOJ

1222

16.11

52

JL3731

KOJ

ASJ

564

53

2024/09/29

JL2464

ASJ

ITM

1120

54

JL120

ITM

HND

620

55

2024/10/04

NH669

HND

NGS

 — 

ANAなので対象外

56

2024/10/05

NH4673

NGS

FUJ

 — 

ANA発券なので対象外

57

2024/10/07

NH666

NGS

HND

 — 

ANAなので対象外

58

2024/10/20

AA170

HND

LAX

1637

 — 

59

AA140

LAX

ATL

583

60

2024/10/24

AA202

ATL

DFW

218

61

2024/10/25

AA61

DFW

NRT

1931

62

2024/11/09

JL315

HND

FUK

1050

13.79

65

2024/11/10

JL320

FUK

HND

1164

63

2024/11/09

JL3515

FUK

CTS

1524

10.98

64

2024/11/10

JL3510

CTS

FUK

1524

66

2024/11/16

JL2151

ITM

AOJ

1090

23.32

67

2024/11/17

JL140

AOJ

HND

808

14.89

68

2024/12/14

JL973

HND

ISG

2036

8.19

72

2024/12/22

JL972

ISG

HND

2036

69

2024/12/15

JL972

ISG

HND

2036

8.02

70

JL919

HND

OKA

1676

7.12

71

NH1781

OKA

ISG

 — 

ANAなので対象外

JALカードボーナス

5000

 — 

合計

100007

17.58

(効率は自費の航空券部分のみ)

  • 一つの航空券として購入した場合には、行を連続するように並び替えているため、時系列順でない箇所があります。

  • 効率は円/FOP

結果

はい。目標100,000 FOPに対して、 100,007 という結果となりました。かなり無駄なくFOPをためることができたのではないでしょうか。

今年の特徴としては、下記があげられます。

  • マイルの有効期限を迎えてしまったANAのマイルを使うために、国内線特典航空券を多く利用したこと

  • 4月の海外出張(シアトル)およびバンコク旅行を契機に修行を意識しはじめたこと

  • 修行を意識した航空券 (一桁円効率の沖縄便とか) もあるが、空港乗りつぶしのために効率度外視で飛んでいる場合もあること(40円とかありますね)

こんな感じで、いろんな思惑が絡んで72回も飛行機に乗ることになってしまいました。たぶん1年間の搭乗回数としては自己ベスト(?)だと思います。来年はこんなことにならないようにしたいですね。

まとめ

ということで、今年の修行の成果と、修行や旅行の記録をつけていくにあたり飛行機に関連した様々な事柄について説明と調べ物をしてみました。なんとなくそうなっていることでも、何かの機会がないと調べようとしないし、さもなくば曖昧なままで終わってしまうということがよくありますので、まさにこういう機会があって良かったなと思った次第です。

あまりレジリエントである要素はありませんでしたが、ウェルビーイング要素はひたすら言えたのではないでしょうか。いや、旅行だけならともかく、修行はウェルビーイングと言っていいのか怪しくなってくるラインですが。

そんなわけで、来年は一つに偏らずに、ほどほどにいろいろやっていきたいと思います。たぶん。