行程 | ✈️ JL 913 (HND→OKA) | ✈️ NU 617 (OKA→ISG) | ||
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出発空港・到着空港 |
HND |
OKA |
OKA |
ISG |
出発時刻・到着時刻 |
10:32 (+2m) |
13:12 (-8m) |
14:35 (-5m) |
15:33 (-12m) |
ゲート・スポット |
T1 11 |
25 |
23 |
7 |
使用滑走路 |
05 |
18R |
18L |
22 |
機種名・登録番号 |
B767-300ER (JA659J) |
B737-800 (JA01RK) |
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所要時間 |
2:40 |
0:58 |
2024年の旅行 (2): タイ旅行編
Created at 2024/12/13 0:00:00and last updated at 2024/12/13 22:41:10bynikorisoft
このエントリは、レジリエントでウェルビーイングなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2024のために書かれたものです。
今回より、写真の画像ファイルは別サーバーに置いてあるので、ロードが遅く感じることがあるかもしれません。
タイ旅行
今回は、ゴールデンウィークのタイ旅行です。修行の場としてバンコクのスワンナプーム空港(BKK)もそれなりに有名だとは思われますが、自分は一度も行ったことがなく、これが初めてになります。
04/30
まず初日です。初日は国内移動になります。
東京(HND)→石垣(ISG)
意外と知られていないことですが、日本から海外に行く場合にはまず沖縄県に行くことが望ましいと言われています。これは、日本で生活していた人間が、いきなり海外に飛んでしまうと健康上の問題が発生する可能性が高いため、まずは太平洋を超える沖縄へのフライトを「慣らし」として組み込むことによって、環境変化を穏やかにすることができ、旅行をより安全に楽しむことができると言われています。これは、いきなり運動するのではなく、準備運動によって体をほぐすというのと非常によく似たものです。海外からの帰りもいきなり帰宅するのではなく、同じように沖縄を挟むことで、安全に日常生活に戻ることができると言われています。
はい、ウソです。ただのFOP稼ぎです。今回の国際線の航空券は、例によってISG出発で購入したので、まずはISGに行くところから旅が始まるというわけです。
今回はISGからの出発便まで4時間程度あったので、空港の周りを適当に回りました。といっても、石垣島は何回も来ているので初めて行くと思った場所が実は前にも来たことある場所ということがよくあるのが悩みです。まだまだ行ってない場所は多いと思うのですけど、どうしても同じ思考になってしまうようです。まあ、あくまで石垣は出発地なので今回のメインではないので大きな問題ではないのですが・・。
05/01
翌日です。本格的にバンコク旅行が始まります。
国際線区間2: 東京(HND)→バンコク(BKK)
まずは、スワンナプーム空港(BKK)へ飛びます。BKK周りの混雑により着陸で少し待たされて30分遅れの到着となりました。 特にトラブルもなく入国し、モバイル回線も使うことができました。なお、モバイル回線としては、dtacのHappy Tourist eSIMを使いましたが、特に問題なかったです。349バーツだったようです。 やはり、eSIMは事前に購入できたりもするので楽ですね。
どこぞのアメリカと違ってちゃんと鉄道が整備されていると言えるので、空港から鉄道(Airport Rail Link)に乗って市内に向かうことができます。とはいえ、旅行者が多く向かうであろうSukhumvitのあたりには行かないので、途中駅もしくは終点駅で別路線に乗り換える必要があります。自分もSukhumvitのほうに宿泊したので、終点のPhaya ThaiでBTS(BTS Skytrain)に乗り換えることとしました。
ちなみに、バンコク市内を走る鉄道・地下鉄はいくつか別の運営母体に分かれており、それぞれで別々の運賃システムを構築しています。切符やICカードはそれぞれで別々になっていますので、東京でのSuicaあるいはパスネット導入前のような感じでしょうか(乗り入れみたいなことをしていないのでもっとシンプルですが)。共通のICカードも計画はされているようですが、いまだに実現していません。クレジットカード(EMV)の非接触決済も、この時点(2024年5月)ではMRTの路線でしか使えなかったと思います。
そして、実はアルファベット・漢字以外の文字が標準となっている国に行ったのも初めてな気がします。覚えようとトライしましたが、数日間では全然ダメでした。こういう学習は計画的に粘り強くやらないとだめですね。
写真にあるマンゴーライスは、見かけ通りですが、甘いもち米とマンゴーのデザートです。コメの色は単なる色です。これはこれでおいしいものだと思いました。マンゴーがいいですね。
05/02
翌日は、バンコク市内観光です。
初めてなのでスタンダードなところに行くことにしました。まずは(旧)王宮です。MRTで向かいます。
王宮
王宮の最寄りのMRTの駅はSanam Chaiですが、若干歩く必要があります。普通は苦にならない距離ではありますが、なにぶん蒸し暑いので王宮含めて気候だけはつらい感じですね。
そんなわけで王宮です。(国教ですので)仏教的な建物も一緒になっています。これも非常に有名なことですが、こちらの仏教施設は基本的に色が鮮やかですね。日本のお寺のイメージとはだいぶ違う感じです。撮影はできませんが、エメラルド・ブッダなども安置されています。
仏教的な知識不足でこれ以上は書くことがないのが悲しいところです。そもそも概念レベルでも知らないうえに、単語も日本語とタイ語(あるいはサンスクリット語)と近くも乖離してしまっているところがありますから、ここはかなり学習が難しそうなところだなあと思いました。
バンコク国立博物館
さて、王宮の見学を一時間程度していたのですが、いかんせん暑いのです。確か30度台後半だったと思います。それでいて日本と同様に蒸し暑いので、なかなかつらいところです。そんなわけで、次は屋内ということで、近くのバンコク国立博物館を訪れました。
なんだか玉座の写真しかありませんが、かなり広範囲の歴史的遺物を展示しており、楽しかったです。特に様々な古文書を展示しているところは楽しめました。19世紀頃の西洋諸国との条約文書などは、タイ語だけでなく英語などでも書かれているので、このあたりの国としては珍しく当時独立を保ったタイの歴史含めて面白かったです。王制国家ですので、だいたいが過去の王様の功績であるかのように書かれている(歴史上の人物であっても基本的に悪いことは書かれない)ところも含めて面白いです。
ちなみに、冷房のついている屋内の展示室などは、これも東南アジアでありがちな極寒仕様となっていました。
ここまでくると、駅がだいぶ遠くなってしまったので、帰りはGrabを使って戻りました。
05/03
翌日は古都であるアユタヤを訪れました。バンコクからアユタヤに行く方法はいろいろありますが、往復で鉄道(タイ国鉄)を使うことにしました。
タイ国有鉄道の長距離の急行列車はKrung Thep Aphiwat中央駅から出発します。ですので、そこに接続しているBang Sue駅へMRTで向かいました。この辺り、接続駅なのに名前が違う駅があちらこちらに存在しているところも、運営母体が違うんだなあという感じをひしひしと受けます。日本でも同じことはよくありますしね。
急行列車には、3等車と2等車があり、3等車はとんでもない安さでアユタヤまで行くことができますが(確か2桁バーツだったような)非冷房車であるので、さすがに2等車を選びました。外観を見てもわかる通り、なかなか年季の入った車両です。冷房もすごく効くわけではないのですが、あまり問題なく過ごすことができました。1時間ですし。
さすがに始発だけあって出発は定時、到着もだいたい時間通りと言っていいでしょう。ちなみにこの列車は、このままNorthern East Lineに入り、バンコクから621kmのラオス国境に近いNong Khai(หนองคาย)まで行く列車でした。アユタヤはバンコクからわずか70km程度なので、1/10程度の区間しか乗ってないわけですね。
寺院群
アユタヤは古都ですので寺の遺跡がたくさんあります。あまりにもありすぎて何が何だか分からなくなります。京都や奈良と同じですね。
訪れた寺院は下記の通りです。
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Wat Phra Ram
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菩提樹に取り込まれた仏像の頭が有名なところ
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年月の経過によって中のレンガがあらわになっているため、どれも同じような色合いになっていますが、前日に見た王宮の仏塔と基本的に構造は同じため、色がついていたらそれと同様の外観になっていたのであろうと想像することができます。時代が違うので色合いなどは多少違うのかもしれませんが。
さすがにバンコクと違い観光客もそこまで多くなく、古都の遺跡を落ち着いて見学ができるのがよいところでした。・・・気候を除けば。
バンコクのところでも述べましたが、訪れた日が悪かったのか、内陸なせいかアユタヤはさらに気温が高く、訪れた日の最高気温は41度というありさまでした。遺跡は逃げようのない屋外ですので、その面ではなかなか過酷な観光となります。(せいぜい移動時のGrabの車内のクーラーくらいが救い)
途中、暑さから逃れるためということもあり、Chao Sam Phraya National Museumも訪れました。こちらはバンコクの国立博物館とは違って小規模ですが、昔の装飾品などが多く展示されていました。
そんなわけで、頑張ればもっと寺院は回れたのでしょうが、暑さに負けてここであきらめることにしました。ですので、列車の時刻よりは少し早めにアユタヤ駅に戻り、駅にあるカフェで食事をしながら列車を待つということにしました。
帰り
帰りの列車は、行きの列車とは反対に長距離を走ってアユタヤまで来る列車なので、時間通りには来ないだろうと予見していましたが、まさにその通りでした。とはいえ、オンラインでリアルタイムに列車の走行位置や遅れなどを見ることができるサイトをタイ国鉄が提供しているので、特に不安になることもなく待つことができました。こういうのがちゃんとあることが素晴らしいなと思います。
結果的にはだいたい50分遅れとなりましたが、まあ10時間とか走ってきて50分遅れはしょうがないよねという感じです。
バンコクに戻った後は、行きとは違うルートということで、Bang Sueの次の駅であるChatuchak ParkでBTSに乗り換えるというルートにしました。このあたり乗り換えが多くなってしまって、微妙な不便さがありますね。
05/04
翌日はタイ観光最終日でした。またバンコク市内を巡りました。
Wat Pho, Siam Museum
最初の観光地は、巨大な涅槃仏で有名なお寺です。前々日に訪れた王宮の隣にあったのですが、その時は暑さにやられたため訪れる元気がありませんでした。そんなわけで、三日目にもう一度同じところに行くという非効率な回り方となっております。
同じところなので必然的にMRTで同じ駅に向かうことになるのですが、同じルートだと面白くありません。そこで、MRTを逆回りに進むことで向かうことにしました。(Blue Lineには、大江戸線と同じように6の字のループが存在しています)
前日にアユタヤの遺跡を見たので、現役?のお寺を見ると新しいなあという感じを改めて受けます。はい。ここでは巨大な横になっている姿の涅槃仏と、その足裏に施された絵が有名なものです。
続けて近くのSiam Museumにも行きましたが、この博物館は現代文化に近い内容が紹介されていました。確か。
船の旅
鉄道にはいろいろ乗ったので、次は船です。チャオプラヤー川には、いろいろな船が就航しており、これも公共交通機関として使うことができます。今回は、Thai Smile Boatのバッテリー船に乗って、RajineeからSathornまで向かいました。
Hua Lamphong駅へ
Sathornで船を降りた後は、タイ国鉄のかつてのターミナル駅であったHua Lamphong駅へ向かいます。かつての、と言っても、現在も普通列車の多くの終端駅であり、優等列車がKrung Thep Aphiwat中央駅(この前の日にアユタヤに行くために使った駅)に移動しただけということのようです。BTSとMRTを乗り継いで向かいます。
Hua Lamphong駅は、まさにターミナル駅というべき頭端駅です(Krung Thep Aphiwatもそのはずですが、非常に長く大きく改札を通らないとホームに行けない構造のため、いまいち構造が見渡せずに実感がありませんでした)。駅舎側(終端側)は、過去の車両を展示している領域になっており、営業列車は奥のほう(実際に列車が進む方向)に止まっていました。
そこまで見るべきものは多くありませんでしたが、(外がちょっと治安が悪そうなところも)雰囲気含めて、これこそ中央駅という感じでした。はい。
05/05
帰国するだけの日です。シンプルですね。
05/06
・・・とは問屋が卸さず。何か忘れていませんか?
05/07
なんと旅程8日目になってしまっていました。今度こそ本当に帰るだけです。
帰りも直行便は高かったので那覇経由にしました。石垣から那覇はジンベエジェット、那覇から羽田はA359でした。
ということで、これにて全旅程が終わりました。本当に、最後の二日間は蛇足感がひどかったですが、これは石垣発着の宿命ですね・・・
今回のまとめ
FOPなどの効率を考えるとつい惹かれてしまうのですが、(心の)健康あるいはウェルビーイングを考慮して、石垣はほどほどにしましょう。特に海外旅行では。