Work from Hokkaido with Marriott

このエントリは、サステナブルなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2023のために書かれたものです。

やっぱり旅行の話です。これまでいわゆる修行、特に航空会社のステータスを高めるための修行を書いてきました。ここでは、その次にハマるであろう沼の話に関係するものです。

そう、ホテルチェーンのステータス沼です。旅行においては宿泊はほぼ欠かせない存在です(もちろん日帰り旅行もありますが)。そんなとき、特定のホテルチェーンを使うことで忠誠度が上がり、すなわち宿泊に関する魂のステージが上がるといった事象が発生しうるのです。

今回はそんなステータスを使って無駄に北海道をめぐるということの紹介です。

Marriott Bonvoy

ステータスの概要

今回のステータスは、Marriott Bonvoyプログラムです。これはどんなものでしょうか? リンクから引用すると、

Marriott Bonvoy®は、卓越したホテルブランドと無限に広がる体験への扉を開くトラベルプログラムです。

だそうです。英語版のページで同じのが見つらなかったので原文はわかりませんが、結局のところ、たくさん泊ればステータスが上がって特典が受けられるよというシステムです。

Marriottの場合は、一年間の宿泊数や支払い金額によってステータスが決まり、以下の段階があります。

ステータス名 条件
Member (なし。いわゆる平会員)
Silver Elite 年間 10泊以上
Gold Elite 年間 25泊以上
Platinum Elite 年間 50泊以上
Titanium Elite 年間 75泊以上
Ambassador Elite 年間 100泊以上 かつ 23,000 USD以上の支払い

エリートステータスのそれぞれの代表的な特典を並べると、下記のような感じです。

ステータス名 Bonus Point Room Upgrade Late Checkout Room Guarantee Welcome Gift そのほか
Silver 10% --- (Priority) --- ---
Gold 25% Enhanced 2pm --- ---
Platinum 50% + Suite 4pm --- Welcome gift Annual choice benefit (50 nights)
Titanium 75% + Suite 4pm 48-hour guarantee Welcome gift Annual choice benefit (50, 75 nights), United Premier Silver, Hertz Five Stars
Ambassador 75% ? Your24 48-hour guarantee Welcome gift Annual choice benefit (50, 75 nights), United Premier Silver, Hertz President's Circle

最初のポイントボーナスはまあそのままです。

ルームアップグレードは、空室次第ですがアップグレードされるチャンスが上がるというものです。上位ほど優先度は高いでしょうし、一部のスイートルームも対象に入ってきます。

Late checkoutは、一部のリゾートホテルなどを除いて、その時間のチェックアウトが保証されるというものです。最上位のAmabassadorのYour24は、チェックインとチェックアウトを任意の24時間の枠で選ぶことができるというおそろしいものです。(21時チェックイン・21時チェックアウトみたいなのができる)

Room Guaranteeは、上位の二つにあり、48時間前までに予約すれば必ず部屋を提供するというものみたいです。もちろん、部屋の種類や価格については何も言っていないので、まあ事実上使えないものな気がします。

Welcome Giftは、Platinum以上にあり、チェックイン時に何らかのギフトをもらうことができます。ブランドによりますが、朝食・何かのギフト・ポイントのいずれかから選ぶというのが典型的なパターンでしょう。

そのほかのAnnual choice benefitは、1年ごとに宿泊数に応じてもらえる選べる特典です。ポイントとスイートルームアップグレード権などから選べたと思います。 あとは、UnitedとHertzの会員ステータスです。まあUnitedのSilverは、ANAとJALの一番下のステータスと同じで、Star Alliance Goldにもなれないほとんど意味のないステータスです。Hertzのほうは、空港のレンタカーなどで選べる車の種類が増えたりして意味があるステータスかなと思います。

ステータス総括

ということで、実質Platinum以上でないとあまり意味がないといえると思います。Platinum以上であれば、部屋がアップグレードされたり朝食を無料でつけることが期待できるからです。

ステータスの獲得条件

ステータスの獲得条件は上にある通りで、すなわちPlatinumに到達するには50泊Marriott系のホテルに泊まらなくてはなりません。はい、もうここで修行の香りがしてきますね。まあ、航空系の修行と同時に行うのが結構相性がよいのではないかと思います。Marriottは国際的に展開しているので、値段とか場所とか度外視すれば、かなりの国で宿泊することは可能だと思います。

ただし、ここでも例外もあり、それはクレジットカードです。日本では、Marriott提携のAmerican Expressカードを作り、年間400万円のカード利用でPlatinum Eliteのステータスを得ることができます。

400万円は別にMarriottの利用に限定されていないので、そこはやさしいところですね。年会費が5万円近いので、まあ、Marriottの利用が多い場合には作ってもいいのではないかと思います。

なんだかステマ的な感じになってしまいましたが、自分はといえば、年会費とステータスにそこまでの価値を見出せなかったので、少し考えたのですがカードを作ることも、ステータス継続のために努力することもしないこととしました(この旅行を除く)。

最大の問題は、アメリカにいたときならまだしも、日本だとMarriott系のホテルを使うのが(数的にも金額的にも)まあまあ大変なことですね・・

北海道旅行

ということで、今回の本題である北海道旅行にうつっていきましょう。

この時のテーマは、

  • 北海道にあるMarriot Bonvoy対象のホテルにすべて泊まる
  • 平日は仕事もする(リモートワーク)
  • なるべく公共交通機関で行く

というものです。つまり、うまく移動時間などを組み合わせてこれを実現しようという感じです。

まあ、一番簡単な解は、同じところに6泊連泊することですが。

Marriott Bonvoy ステータス

この旅行をしたときの自分のステータスは、 Titanium Elite でした。

ステータス画面から
ステータス画面から

これは昨年アメリカへ長期出張したのが原因で、とあるResidence Innに76泊したためにこんなことになりました。

ちなみに、このステータスをもった状態で、昨年セントレアのFour points by Sheratonに泊まったときは、朝食会場で支配人が(注文した卵料理をもって)挨拶にくるというすごくアレな体験をしました。

北海道のMarriott系ホテル一覧

今回のテーマは、少し前に書いた通り、北海道のMarriott系のホテルに泊まるというもので、2023年12月現在下記の6つです。

ホテル名 所在地 (自治体)
フェアフィールド・バイ・マリオット札幌 札幌市
フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわ 恵庭市
フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道長沼マオイの丘公園 夕張郡長沼町
フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野 空知郡南富良野町
ウェスティン ルスツリゾート 虻田郡留寿都村
東山ニセコビレッジ リッツ・カールトン・リザーブ 虻田郡ニセコ町

フェアフィールドが4つ、ウェスティンが1つ、かなり高いやつが1つ、という感じです。なお、フェアフィールドは最近日本でも増えており、道の駅併設というものが多いです。このリストのうち2番目から4番目の3つがそれに該当し、1番目の札幌のは旧札幌東武ホテルだったようです。

で、これらを全部コンプリートしようという企画だったのですが、さすがに一番最後だけはあまりにも高いので断念しました。時期を選んでも一泊6万円以上して、ウェスティンのさらに2倍以上という状態でした。とはいえ、今思うと、それくらいやっておくべきだったのではないかという反省もあります。まあ、どうしても平日を選ぶことになり、ニセコという不便な場所にあるので、うまく日程を構成できないというのもありますが・・・

ということで、以下では、リストの最後以外、5ホテルに6泊した話となります。

旅行実践編

次の順番で宿泊します。

  • フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道長沼マオイの丘公園
  • ウェスティン ルスツリゾート
  • フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわ
  • フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野 (2泊)
  • フェアフィールド・バイ・マリオット札幌

1日目 (日曜日): フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道長沼マオイの丘公園

ホテルの外観
ホテルの外観

日曜日、新千歳空港からスタートです。

JR北海道・新千歳空港駅
JR北海道・新千歳空港駅

で、公共交通機関だけでという条件だったのですが、この長沼マオイの丘公園(道の駅にあります)に行くことはかなり困難です。

場所としては上のようなところですが、まあ当然鉄道はありません。

バスなのですが、このホテルの所在する長沼町の中心部へは、大谷地ターミナルや北広島からJR北海道バスがあります。しかし、問題は長沼町の中心部からで、このホテルのところへは長沼町のデマンドバス(南長都線)のみが存在します。

で、このデマンドバスは予約制で公共交通機関と扱っていいのか?というのがあります。また、町民でもないのに、無駄な観光目的で使っていいのか(使えるのか)というのもよくわかりません。

長沼町の中心部から歩くこともできなくはなさそうですが、車とくまさんが怖いのであまり推奨できません(同じ理由で断念しました)。

ということで、ここへはレンタカーで行くこととしました。翌日の日程なども考えて新札幌駅から向かいました。ここは長沼町中心部から車で10分くらいの場所で、本当に何もないようなところです。

ホテルの部屋からの風景
ホテルの部屋からの風景

まあ、これこそ北海道という感じです。

周辺施設

ホテル自体の周辺の店(徒歩圏)は、

  • 道の駅 長沼マオイの丘公園
  • セイコーマート かわみなみ店

のみです。

後で書くように、この道の駅タイプのフェアフィールドは食事を提供する設備はないので、食事に関してはどこかに行く必要があります。ですので、かろうじてセイコーマートがあることだけが救いです。道の駅のほうは営業時間が短く(だいたい17時くらいで閉まる)、昼くらいにしか使えないでしょう。

そういうこともあり、ここに来る際には、なんとかデマンドバスなどでたどり着いてもいろいろ苦労しそうです。

ホテルの設備

道の駅タイプのフェアフィールドは、作られた時期もほぼ同じということもあり、ほぼみな同じ設備となっています。ロビーには無料で使えるコーヒーマシンがあり、インスタント味噌汁も提供されていますし、やたら強力な電子レンジ(最大1900Wだったと思う)も置いてあります。

コーヒーマシン
コーヒーマシン

外で食べられるスペースもあります(既に朝は一桁の気温なので、ちょっときついですが)

テラス
テラス

コインランドリーもありました。

スペース
スペース

部屋はまあ普通の構成ですが、シャワーブースのみという感じです。

サービス

非常にシンプルな設備ですが、さすがに普通のビジネスホテルよりは多少高いこともあり、駐車していたらわざわざ案内の人がやってきたり、チェックイン後にフロントの方が設備を案内してくれたりと、丁寧な感じです。まあ運転に慣れていないと、駐車をしているときに待っていられると焦ってしまうので、むしろいらないという感じですが。

ステータスの効果

で、ステータスの効果ですが、Welcome giftは、そもそも朝食を出す設備がないので朝食を選ぶことはできません。なので、ポイントかギフト(ホテルによって違う。たとえば特製ジャムだったりじゃがバターだったりする)を選ぶということになります。これは、フェアフィールド共通です。

あとは、ホテルの部屋の種類が2つしかない(ダブルかツインかくらいだったと思う)ので、アップグレードもありません。

なので、アーリーチェックインが優先されたり、レイトチェックアウトが有効なくらいでしょうか。

残念ながらこの時には、16時ごろ着で7時発だったので、どちらも使うことはなく、Welcome giftもポイントを選んだので、ポイントくらいの特典しか得られませんでした。まあ、そんなものですね。

2日目 (月曜日・祝): ウェスティン ルスツリゾート

ホテルの外観とセブンイレブン
ホテルの外観とセブンイレブン

さて、翌日は月曜日ですが祝日なので、仕事は気にせずにいられます。朝に新札幌駅に戻り大通駅へ地下鉄で向かいます。

そこから札幌駅前からルスツ高原まで道南バスの札幌洞爺湖線で向かいます。予約制ですが、高速道路は通らないバスです。

ルスツ高原バス停
ルスツ高原バス停

バス停の目の前にホテルがあります。ただし、目の前といっても徒歩5分くらいかかりますが。

ルートは、すなわち下記のような感じです。

乗車地 乗車時刻 降車地 降車時刻 名称など
新さっぽろ 09:13 大通 09:33 普通 宮の沢 (5056)
札幌駅前 10:10 ルスツ高原 12:04 道南バス (札幌洞爺湖線)

周辺施設

周辺はルスツリゾートのため、リゾート施設はいろいろあります。レストランも当然あるので食事には困らないでしょう。値段に糸目をつけなければ。

とはいえ、セブンイレブンとセイコーマートが徒歩圏にあるので、まあなんとかなるでしょう。

あとは、徒歩20分くらいのところに道の駅230ルスツがあります。歩道は整備されています(くまさんリスクはわかりません)。路線バス(倶知安駅前~ルスツリゾート)も一日7往復もあるので、この辺りも併用すればいろいろやりようはあると思います。

ホテルの設備

ホテルから駐車場方面の光景
ホテルから駐車場方面の光景

リゾート施設の中なので、道路をはさんだリゾート施設含めて、大浴場とかプールとかレストランとかショップとかいろいろあります。

ステータスの効果

ステータスがかなり強力に効果を発揮したのがこちらです。まあ、そりゃそうですよね。

まずそもそもAnnual giftの一つであるスイートルームへのアップグレード権(10泊分)を利用してスイートルームへのアップグレードを行いました。ステータスのせいかスイート宿泊のせいか、最初チェックインの際は、ロビーの向かいにあるラウンジに通されてウェルカムドリンクつきでの対応となりました。

ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンク

部屋は高層階(21階)で"1 Bedroom Bi-level Suite, 1 King"という部屋になりました。入り口と寝室が上階、キッチンとリビング、風呂、トイレなどが下階にあるという構造でした。なんとなく豪華感はありますが、階段で上下いくのは少し面倒に感じました。これ2倍の広さで1フロアのほうがいいのでは、という気はします。

部屋からの景色
部屋からの景色

で、ステータスの特典としては、部屋の中でお菓子が無料でおいてありました。

ギフト1
ギフト1

さらに、冷蔵庫にペリエとエヴィアンがありました。(これもステータスの効果と手紙がおいてありました)

ギフト2
ギフト2

また、Welcome giftとして、ポイント・朝食・ギフトのどれかが選べたので、朝食を選びました。なぜか二人分がついていきます。

まともな朝食(当然翌日)
まともな朝食(当然翌日)

アーリーチェックインも有効で12時に到着したときにはすでにチェックインできました(アプリで11:30ごろに通知が来ていました)。レイトチェックアウトは当然できるはずでしたが、翌日の仕事の関係で普通の時刻のチェックアウトとしました。

そのほか

バス停のある国道230号からホテルまでの道の間に、典型的な形のキノコが生えていました。

生きのこるキノコ
生きのこるキノコ

また、リゾート行ってもアレなので、ゴンドラに乗って羊蹄パノラマテラスへ行きました。

たぶん羊蹄山
たぶん羊蹄山

ホテルを見下ろす
ホテルを見下ろす

たぶん洞爺湖
たぶん洞爺湖

3日目 (火曜日): フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわ

ホテルの外観
ホテルの外観

では、3日目はミーティングの都合で、最初の朝の便で札幌に戻ります。出発は8分遅れでしたが、到着は定時の9:54でした。

札幌駅前バス停(30)
札幌駅前バス停(30)

その後、札幌駅のSTATION BOOTHを使ってミーティングに出席しました。ちゃんとブース自体は防音にはなっているのですが、換気のために天井が空気が通るようになっており、駅構内の放送がそこを通ってかなりクリアに入ってくるというものでした。しかも、札幌駅なので、頻繁に特急の出発や到着案内、挙句の果てには除雪の短期バイトの案内までされるので、ミーティングで発言するときにはかなりの確率で構内放送が紛れ込むことになるでしょう(マイクが高性能なノイズキャンセリングや相当の指向性があるものでない限り)。これは、なんというか改善してほしいところですねえ。やっぱり、一人で作業するというのをメインのユースケースとして考えているんでしょうかね。

それはともかく、ミーティング後に昼休み+アルファの時間を使って、恵庭へ移動します。ホテルの最寄り駅は、恵み野駅です。 恵み野駅からは、えにわコミュニティバスで道の駅に向かうこともできますし、徒歩でも15分くらいで行くことができます。道の駅系のフェアフィールドとしては、北海道では一番便利なのではないでしょうか。

ちゃんと書いていませんでしたが、恵庭のフェアフィールドは、花の拠点 はなふるに併設されています。

道の駅はなふるバス停
道の駅はなふるバス停

まとめると、下記のようなルートでした。

乗車地 乗車時刻 降車地 降車時刻 名称など
ルスツ高原 07:47 札幌駅前 09:54 道南バス (札幌洞爺湖線)
札幌 12:16 恵み野 12:50 普通 千歳 (1754M)

周辺施設

恵庭市のなかにあるので(中心部ではないのですが)、店などは十分あります。

  • 道の駅はなふる
  • スターバックス
  • セイコーマート
  • 業務スーパー
  • セブンイレブン

などなどです。

また、宿泊特典として恵庭市内限定のタクシー利用券2000円分をもらえたので、少し遠出することもできるでしょう。なお、"「エスコンフィールド」「新千歳空港」「JR各駅」「近隣市町村」へは本利用券ではご利用できません。"と書いてあるので、移動目的に利用することはできないものです。あくまで恵庭市の商業施設に行くことを前提としたものです。

ホテルの設備

まったくといっていいほど、長沼のフェアフィールドと同じでした。なので、省略します。

ホテルの部屋からの景色
ホテルの部屋からの景色

ステータスの効果

これも長沼のフェアフィールドと同一なので省略します。

なお、チェックインは13時頃に特に問題なくできました。翌日は結局例によって早いのでチェックアウトは通常通りです。

4日目/5日目 (水・木曜日): フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野

ホテルの外観
ホテルの外観

4日目は、南富良野まで移動しなくてはならないので結構な距離です。ルートとしては、大きく以下のような方法があります。

  • ノースライナー (旭川~新得~帯広)を利用する
  • 幾寅駅 (富良野線) から徒歩

ノースライナーは一日3往復、富良野線(現在災害により不通で代行バス。2024年4月1日に廃止)は一日4往復です。旭川駅へは特急が多く出ていますが、それ以外はそこまで多くないのでなかなか組み合わせが難しいです。

今回は、朝に移動するという方法をとりました。次のような移動経路です。

乗車地 乗車時刻 降車地 降車時刻 名称など
はなふる 06:31 JR恵庭駅東口 06:36 えにわコミュニティバス (循環Aコース)
恵庭 06:55 南千歳 07:05 快速エアポート62号 (3824M)
南千歳 07:20 新得 08:49 特急おおぞら1号 (4001D)
新得駅前 09:14 道の駅南ふらの 09:55 ノースライナー号 (北海道拓殖バス)

道の駅南ふらのから道路を挟んだ向かいに南富良野のフェアフィールドがあります。

午後からミーティングがあるので、まあ昼にはチェックインができればどうにかなるだろうという想定でした。

周辺施設

南富良野町の中心部に近いので、それなりに店などはあります。長沼よりははるかにマシなので、かつ、札幌近隣ではないので北海道感が高そうというのがここを連泊するホテルに選んだ理由になります。

  • 道の駅南ふらの
  • セイコーマート 南富良野店
  • Aコープ 南富良野店

さらにカフェもいくつかあるようです。

ホテルの設備

ここもほかのフェアフィールドと同じです。ロビーの構造が左右逆だったくらいですね。

ホテルの部屋からの景色
ホテルの部屋からの景色

ステータスの効果

やっぱりほかのフェアフィールドと同一です。

なお、チェックインは到着時(10時)はさすがに早すぎたようですが、12時にはチェックインができました。今回は最終日の金曜日のミーティングの都合で16時チェックアウトとすることにしました。そんなわけで、52時間滞在ということができました。

大変ありがたい反面、16時チェックアウトだと掃除のスタッフはもう帰っているでしょうし、オペレーションが難しそうだなあと思いました。AmbassadorのYour 24なんて、2日分の枠を確保しておかないと回らない感じがしますね。

周辺の観光

なお、今回は昼間は仕事があったので数時間くらいしか周りを見る時間がなかったのでちょうどよかったのですが、あまり観光するところはありません。ノースライナーか富良野線を使ってそれこそ富良野に行くとかになるのでしょうか。

周辺でかろうじてあるのは幾寅駅でしょうか。相当前ですが映画「鉄道員」の撮影で利用されたそうです。

幾寅駅
幾寅駅

もう列車はこない
もう列車はこない

腕木式信号機
腕木式信号機

あとは、広大な北海道です。

ひろびろ
ひろびろ

道の駅もまあ観光地かもしれません。

南富良野のキャラ
南富良野のキャラ

6日目 (金曜日): フェアフィールド・バイ・マリオット札幌

ホテルの外観
ホテルの外観

さて、最後の宿泊地は札幌中心部です。ルートとしては行きをそのまま逆にたどる形です。本当は旭川経由などにしたかったのですが、時間が合わずこうなりました。

乗車地 乗車時刻 降車地 降車時刻 名称など
道の駅南ふらの 16:57 新得駅前 17:37 ノースライナー号 (北海道拓殖バス)
新得 18:18 札幌 20:28 特急おおぞら10号 (4010D)

ホテルの設備

元が違うブランドのホテルだったこともあり、レストランもあります。ほかの道の駅系のフェアフィールドのようなラウンジはありませんが、より大型のコーヒーメーカーが用意されてました。

ステータスの効果

フェアフィールド系なので基本は同じです。ホテルの設備的にはレストランがついているのですが、フェアフィールド系なので、ステータスで選ぶことはできません。

しかし、Welcome giftは、以下の紙から選ぶ形でした。

Welcome gift
Welcome gift

飲み物と軽食を選ぶ形なのですが、なぜか期間限定で朝食が軽食の一選択肢に入っていました。なので、事実上、朝食がウェルカムギフトにあるという特殊な感じでした。

チェックインは21時頃と遅く、やっぱり翌朝早かったのでチェックアウトは普通の時刻でした。

周辺の施設

札幌中心部なので、何でもあるでしょう。

あまりにも普通なので逆に特筆すべきところは何もありませんね。ほかのフェアフィールドよりも価格が高く、ウェスティンほどではありませんでしたが1.5倍くらいはしたと思います。

7日目 (土)

7日目は帰京です。また新千歳空港に向かいますが、メジャーなルートはだいたい使ってしまったので、地下鉄と路線バスで向かうことにしました。以下のようなルートでした。

乗車地 乗車時刻 降車地 降車時刻 名称など
豊水すすきの 07:46 福住 07:55 東豊線 (123)
福住駅 08:05 千歳駅前 09:11 北海道中央バス
千歳駅前 09:29 新千歳空港国内線28番 09:42 千歳相互観光バス (勇舞空港線)

まとめ

ということで、ステータスの期限が切れるのを前にMarriott系を無駄に泊まるという企画です。北海道の中では、やはり長沼が一番周りから隔絶されている感が強く、南富良野よりもさらに上?な感じがしました。リモート感を味わうにはここが一番でしょう。

また宿泊した結果、ステータスからはやっぱり安いブランドだと大した恩恵をえられないことがわかりました。あたりまえですね。

レイトチェックアウトも16時まで延ばせるのはすごいなあと思いつつも、なかなか使いどころが難しいところです。観光目的なら部屋で遅くまで過ごすこともないですし、仕事にしても16時は微妙な時間ですからね。

とはいえ、日本国内だとアレですが、海外(とくにアメリカ)だとMarriottは無難に使えるホテルチェーンだと思いますので、そこにいく用事が多いようであれば、最初に述べたクレジットカードによるステータス獲得も含めて検討してもよいのではないでしょうか。

まあ、いってしまえば、あれだけ修行した航空会社のステータスも有効活用しているのかと言われると非常に難しいところですが・・・

ところで、チタンってプラチナより上なんですかね? なんでこんなネーミングなんでしょう。