旅行のまとめ2023 (前半)
Created at 2023/12/16 14:26:35and last updated at 2023/12/16 18:59:58bynikorisoft
このエントリは、サステナブルなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2023のために書かれたものです。
なんとなく旅行の話が続いているので、今回は今年行った旅行を振り返ってみようと思います。全般的に準備が足りなくて、例年にもまして薄い記事が続いてしまっていてダメダメですね・・・というのを前書きで書くくらいダメダメですね。
ここでは、旅行は宿泊を伴うもののみを指すことにします。
1月
徳之島
最初は徳之島です。これは2022年12月に奄美大島に行って、そういえばこのあたり(奄美諸島)、全然来てなかったなあということに気づいたので、このあたりに今度来てみようと思い立ち、一ヶ月後に来ることにしたという衝動的なものです。なんで来てなかったかというと、修行的には中途半端な距離だからです。単純ですね。
ということで、旅の始まりといえば、ここ。そう那覇空港です。飛行機で徳之島に行こうとすると、奄美大島からかアイランドホッピングルート(那覇-沖永良部-徳之島-奄美大島)のどちらかになります。行きと帰りが同じルートなのはつまらないので、行きは那覇から、帰りは奄美からということにしました。
飛行機はATR42-600でした。
経由するのは、先に述べたとおり、沖永良部空港。非常に小さな空港でした。なお、途中には与論空港もありますがなぜか経由しません。ついでに行ってくれれば、空港経験値が高まったのにと思ってしまいましたが、また行くチャンスができたと思うことにしましょう。
で、徳之島空港です。沖永良部よりは大きめですね。
徳之島に二泊して主に二日目に適当に島の中を一周しながら観光地を巡りました。
人が少なく、一方でそれなりの大きさのある島で2泊くらいがちょうどよい島なのではないかと思いました。はい。まあ、見るところは奇岩と灯台とビーチと南国植物といった感じでしょうか(だいたい要約すればそうなりますが)。
なお、こんな記念碑もあるそうです。見に行ってないですけど。
帰りは、奄美空港経由です。ここまで那覇空港より後、搭乗口が一つしかないような空港にしか行ってなかったので、奄美空港が(比較的)大きな空港に感じました。
2月
島根
次はほぼ空港経験値のための旅行です。
まずは地味に使ったことのなかった出雲空港に向かいました。そして、なぜか宿泊地を松江にしたので、松江に向かいます。
どうでもいいのですが、このロゴの色味、千葉銀行かと思ってしまいましたし、よく見てるとなんか目玉のモンスターみたいに見えてきますね。
松江城も行きましたが、一度行ったことがあるのと、そもそもついた時点で見学時間を過ぎていたのでほとんど松江市は見ずに終わりました。
翌日は、一畑電車に乗って出雲大社です。
そして出雲市駅へはバスを使いました。
出雲市駅からは山陰本線の普通列車に乗って仁万駅へ。
仁万からは世界遺産でもある石見銀山に、このなかなか派手な路線バスで向かいました。
石見銀山は銀山までは車が入れないので、奉行所跡や世界遺産センターなどから徒歩かレンタサイクルで向かうことになります。
バスを降りてからも距離があるので(たぶん車でいってもこの二カ所くらいにしかない)少し不便ではありますが、こういった通りをじっくり見ることができるので良いと思います。天気が良ければ。
で、坑道跡です。
また少し離れたところにこういった構造物(精錬所の跡)もあります。
帰りはバスで大田市駅に向かい、そこから特急スーパーまつかぜで益田まで向かいました。
益田市では、唐音水仙公園を訪れました。海沿いにあるので、なかなか起伏が激しい公園でしたが海も楽しめて、水仙も季節であれば楽しめるところでした。
さらに足を伸ばして、山口線に乗って津和野まで行き、太皷谷稲成神社を訪れました。
そこからまた益田に戻り、歩いて空港(石見空港)まで向かいました。
その途中にある県立万葉公園も訪れました。非常に広く自然も豊かな公園だったのですが、土曜日午後だったにもかかわらず、ほとんど人がおらず、なんとも寂しい感じがしました。天気がよくなかったというのもあるかと思いますが・・
で、最後は経験値を高めるため、行きとは別の空港の石見空港(これも初利用)を使って東京に戻りました。
3月
高千穂
次は高千穂です。まず大阪からスタートです。(ここまで長野経由で来たとか、「ひのとり」に乗ったとかありますが、あまり大したことないので省略します)
大阪からまずは九州に向かう方法はフェリーです。しかも2023年1月に就航したばかりの「さんふらわあ くれない」です。
19:55発7:45着でしたので、いろいろと乗船時間としてはちょうどよいくらい時間だとは思うのですが、ちょっともったいないかな(もう少し乗っていたい)という感じでもあります。まあ、腹八分目というのと同じように飽きるほど乗ってるのはやり過ぎなんでしょうね。
で、別府についたら高速バスに乗って熊本空港に向かいました。
途中、やまなみハイウェイの歌が車内で流れたりして、すごく昭和的だなあと思ったりしました。(下記は途中の休憩ポイント)
熊本空港からはレンタカーで高千穂へ向かいました。帰りが熊本空港からなのでということもあり、別府から熊本空港はバスで移動したわけでした。
で、高千穂観光です。
そして、阿蘇の方へ。
で、熊本空港。
新ターミナルが3月23日開業で、3月6日に行ったのでこのプレハブっぽい仮ターミナルの営業が終わりそうな頃に訪れることとなりました。そして、この熊本空港から東京に戻りました。
4月
対馬
また離島です。一度行ってみたかった対馬です。
この旅行ではまず博多に向かいました。
そして、3月27日に開業したばかりの福岡市交通局七隈線の博多駅に行き、天神南まで乗って乗りつぶしを果たしました。
そして博多港からジェットフォイルに乗って対馬(厳原港)に向かいました。ちなみに、乗ったのはヴィーナス2で、最近エンジントラブルで一時漂流というのが起きた船体ですね。
対馬には二泊し、やはり主に二日目にいちおう南北の端まで行って途中のスポットを巡るということをしました。
下記はちょうど対馬のくびれているところで、複雑な海岸線になっているところです。これはすごくきれいでした。
日本最北西端という扱いの灯台です。
ちなみに西表島にも今年後半にいったので、日本のヤマネコシリーズをコンプリートしたことになります。
対馬の南西の端の岬です。灯台もあります。
やはり対馬は大きく南北に長いので、全部しっかり回ろうとすると二泊三日では足りないなという感じですね。人が少ないとはいえ、メインの南北の道路(県道192号線)も、途中中央線がなくなるくらい狭くなるところ(特に真ん中のくびれているところ)があったので、道路整備的には微妙なところはありました。
そして帰りは、対馬空港から飛行機で福岡経由で戻りました。飛行機は久しぶりのDHC-8-Q400でした。
函館
お次は函館です。
行きは新幹線で向かいました。
北斗市や七飯町のあたりを巡る日。
松前町から江差までぐるっと回る日もありました。
鴎島は江差町の開陽丸記念館の近くにある島で、おもしろい形をしているのですが、なかなかよい感じのところでした。
そして函館市周辺。
縄文時代の遺跡というと、青森の三内丸山遺跡が代表的なように青森のイメージがありますが、当然近くの道南部分にも人はいたはずで、世界遺産としては、セットで登録されているというのをここにいって初めて知りました。
帰りは函館空港からの飛行機でした。
島根
なぜかもう一回島根です。これは、急にサンライズ出雲が取れたのでというだけです。
といっても、ほとんど出雲市に行ってそのまま帰ってきただけでした。
今回は、出雲市駅からバスで出雲空港へ向かい、そこから帰りました。これで、出雲空港は出発・到着両方で使ったことになりました(それだけ)
5月
三宅島
次の離島は三宅島です。フェリーだと5時間かかる距離なので、今回は往復飛行機としました。
東京から飛行機で行くことが出来ますが、羽田ではなく調布飛行場となります。航空会社は新中央航空です。ちなみにIATAコードはありません。ICAOコードはRJTFです。
飛行機は小さい飛行機で乗客19名です。ATR42よりもさらに小さいもので、ATR42よりさらに風に煽られる感じが強かったです。
ここまでの離島空港と同じく、ゲート1つの空港としては標準的な感じですね。こちらはなぜかIATAコードを持っており、MYEです。
ちなみに当たり前ですが、走っている車のナンバーが品川ナンバーで不思議な感じがしました。ちゃんとここは東京都ですからね。
今回は路線バスで回りました。
火山ということもあり、あちらこちらに噴火の跡が残っている島です。これは1962年の噴火でできたもののようです。
路線バスと徒歩をくみあせて一泊しつつ一周しました。
また、阿古地区の火山体験遊歩道は、1983年の噴火のもので、その上を木道が整備されて歩くことができるもので、手軽に噴火の迫力を感じることができます。
1階部分が完全に埋まってしまった小中学校の跡もそのまま残っています。
こちらはさらに昔(2000年以上前)の水蒸気爆発でできた火口湖だそうで、静かな場所でした。ただ、遊歩道の整備があまりちゃんとしておらず、完全に倒木で道がふさがってるルートがありました。なお、太宰治も訪れた場所だそうです。意外な感じです。
最後の空港の手前で、天然のプールという触れ込みの長太郎池です。海岸からは御蔵島を見ることが出来ました。
という感じで、語弊は若干ありますが、火山というテーマがあってそれにまつわる自然のものが見られるという感じで、なかなか面白い島だなと思いました。東京にありますし、調布から飛行機で30分で来られるので、是非日帰りでも訪れるのがよいと思います。まあその場合移動手段は路線バスだと時間的にかなりつらそうですけどね。
6月
天草
離島とちょっと言いづらいですが、まあ島シリーズです。
今回は空路で向かいました。そう、天草エアラインです。
初手は南紀白浜空港(SHM)です。もちろん、空港経験値のためです。到着が40分遅れたので、路線バスに乗れず歩いても間に合わないので、今年初めてタクシーを利用することとなりました。
そして白浜駅からくろしおで新大阪、新幹線で熊本へ向かいました。
翌日、熊本空港に向かう前に、熊本電鉄で再開発でルートが変わった部分を乗りつぶしに向かいました。
さらに飛行機まで時間が合ったので、熊本城も行きました。
そして高千穂からの帰り以来の熊本空港ですが、今度は新ターミナルが供用開始していました。
はじめての天草エアラインです。
そしてやはりはじめての天草空港です。所要時間はわずか27分でした(ダイヤ上25分)。熊本空港周辺の風が強く、かつ離陸直後に180度くらいの旋回をするので、かつ小型機なのでなかなか揺れ揺れな旅でした。
天草では下島(天草市・天草郡苓北町)を中心に回りました。
という感じで、キリシタン成分が多めで島感もあるというお得な感じです。まあやっぱりキリシタンをテーマとして見るのがおもしろいと思います。天草滞在は一泊二日だったので、特に上島のほうは全然回れなかったので、もう少し長めに滞在するのがよいと思います。
帰りは、日程の都合などがあり、天草空港から福岡空港経由で戻りました。ですが、陸路でも行くことは出来ますし、船でも島原側から来ることもできますので、次回はそちらのルートを活用して上島も含めて回ってみたいところです。
秋田
空港経験値シリーズということで、大館能代空港です。この空港に行ったのがこの旅の主目的です。
今回は、大潟能代空港から南西方向、干拓した土地からなる大潟村に向かうこととしました。
そして、あとは男鹿半島の観光地を巡ることとしました。
そしてそのまま秋田市を通り過ぎて角館まで行きました。
そして、角館駅から秋田新幹線で東京へ戻る、という流れでした。
まとめ
というのが上期でした。だいたいの動機は空港経験値高めと行ったことのない離島にいくというものでしたね。 一年分を書こうと思ってたのですが、予想以上に量が多めになってしまったので、前半(1-6月)だけで一回区切りとしたいと思います。後半(7-12月)は・・・書くんでしょうか。取り出してネタにしたいものもあるので、アドベントカレンダーとは別になるかもしれません。とはいえ、そうはいっても今年中に書いておかないとたぶん意味がなくなるので、なんとかやっておきたいものです。
追記: 下期分を次の記事として書きました。
ということで、写真をただ並べるだけという記事になってしまいましたが、上期の旅行まとめでした。