幻のoneworld Explorer 2020
Created on 2020/12/06bynikorisoft
Created on 2020/12/06bynikorisoft
このエントリは、ニューノーマル ぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2020のために書かれたものです。
3年連続でoneworld Explorerについて書くことになります。これは、航空会社のアライアンスであるoneworldが販売している世界一周航空券です。
これは、ある一定のルールを満たして世界一周する航空券を定額で購入することができるものです。詳細は、上記の公式サイトなどをご参照ください。
実際に、2018年にこの航空券を利用した旅行を計画・実行し、その記録を書いてきました。
これを踏まえ、1年の冷却期間を置き、2020年3月から10月にかけて、第2回のoneworld Explorerを用いた世界一周旅行(中断含む)を行うことにしました。
今回の大きな変更点は、以下の通りです。
発行されたe-ticketは下記のような感じです。購入日は書いてありますように、2020/1/26です。

改めてルートと予想されるFOP(ビジネスクラス利用)をまとめてみると下記のようになります。
| # | Date | Flight Number | From | To | Duration | Estimated (JL) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 03/25 | JL 773 | NRT (成田) | MEL (メルボルン) | 10h10m | 9945 |
| 2 | 03/28 | QF 153 | MEL (メルボルン) | AKL (オークランド) | 3h35m | 2060 |
| 3 | 03/31 | QF 142 | AKL (オークランド) | SYD (シドニー) | 3h40m | 1677 |
| 4 | 03/31 | QF 1 | SYD (シドニー) | LHR (ロンドン・ヒースロー) | 23h40m | 13235 |
| 5 | 05/26 | QR 2 | LHR (ロンドン・ヒースロー) | DOH (ドーハ) | 6h50m | 4050 |
| 6 | 05/27 | QR 341 | DOH (ドーハ) | LIS (リスボン) | 7h55m | 4515 |
| 7 | 05/29 | QR 344 | LIS (リスボン) | DOH (ドーハ) | 7h10m | 4515 |
| 8 | 05/31 | QR 739 | DOH (ドーハ) | LAX (ロサンゼルス) | 16h00m | 10357 |
| 9 | 07/03 | AA 2517 | LAX (ロサンゼルス) | ANC (アンカレッジ) | 5h25m | 2937 |
| 10 | 07/05 | AA 399 | ANC (アンカレッジ) | ORD (シカゴ・オヘア) | 6h15m | 3558 |
| 11 | 07/06 | AA 395 | ORD (シカゴ・オヘア) | SJU (サンファン) | 4h55m | 2581 |
| 12 | 07/08 | AA 1591 | SJU (サンファン) | DFW (ダラス・フォートワース) | 5h20m | 2695 |
| 13 | 09/27 | AA 2423 | DFW (ダラス・フォートワース) | JFK (ニューヨーク・JFK) | 3h41m | 1725 |
| 14 | 09/29 | CX 841 | JFK (ニューヨーク・JFK) | HKG (香港) | 16h00m | 10051 |
| 15 | 09/30 | KA 154 | HKG (香港) | BLR (バンガロール) | 6h00m | 3072 |
| 16 | 10/03 | JL 754 | BLR (バンガロール) | NRT (成田) | 8h00m | 8162 |
これにより、合計 85,135 FOPが獲得できることになります。
そして、肝心な効率ですが 9.16円/FOP (税金等除く)、10.20円/FOP (税金等含む)ということになりました。これは、4大陸で値段が上がったにもかかわらず、前回の結果(9.91円/FOP, 11.19円/FOP)を上回る効率の良さということになりました。
なんとこの世界一周をするだけで、JALのJGCプレミアの要件たる80,000 FOPを越えることができるのです!!!
・・・なのですが、JAL便利用分のFOPが足りないため、実はこれだけだと、サファイアすら取得することができないという問題はありますけどね!
ということで、実は、前回の計画編で、「FOPという観点からすると、オセアニアを入れたほうが効率が良い可能性もありますが、価格差がそれに見合うかどうかがわかりません」と書きましたが、少なくとも人力で探して実行可能と思われる範囲では、オセアニアを加えた4大陸のほうが効率が良い結果となりました。
4大陸のなかでは、さすがに日本からの直行便(FOP 1.5倍)が存在するオセアニアを加えるのが一番効率が良いでしょう。アフリカを加えてヨーロッパから南アフリカに行くというのももしかしたら有効なのかもしれませんが・・・。5大陸は・・さすがにどうなのでしょう。
さて、では、このルートのハイライトを紹介していきましょう。
やはりJLの1.5倍区間の中では、当然にオセアニアのほうがアジアよりは距離が稼げることになります。JALが就航しているのは、シドニーとメルボルンですが、次の大陸間移動で使うことになるシドニーを避けて、またより東京から距離の長いメルボルンを選ぶことになりました。
で、どう考えても今回のハイライトはこれです。オセアニアからヨーロッパの移動ですが、SYD-LHRというとてつもない距離を移動する便が存在していることがわかり、これを使わない手はないだろうということになりました。
もちろん、直行便ではなく、SIN(シンガポール)を一度経由する便となります。ただし、同じ便名なので、oneworld Explorerとしても1便としてカウントされることになります。SYD-SIN、SINでの給油、SIN-LHRを合計するとなんと23時間40分かかるというすばらしい便です。
(記憶によれば)2時間、SINで待機することになりますが、それでも約22時間、すなわちほぼ丸1日飛行機に乗っているという相当なエクストリームな体験ができることになります。
DOH-LAXを越えて、13,235ポイントも手に入ります。恐ろしいですね。
2020年新設予定であったバンガロール便です。アジア内では、東京からインドが一番遠いので、東京に戻る路線としては、インド便が一番良いことになります。特に、BLRはDEL(デリー)よりも遠いのもうれしいところです。観光地としては微妙ですが、デリーよりかはいろいろとまだましそうな感じですし。
これだけでも8,000ポイントを超えるのがよいです。
で、チケットを買ったのは、繰り返しになりますが、2020年1月26日でした(この時点では、当然ながらここまでの事態は予想していませんでした。むしろ香港が落ち着くかどうかのほうが心配でした)。その後、どうなったかは、皆様がご存じの通りです。
幸いにして、旅行開始前にもう実行不可能であることがわかったこと、JLなのでちゃんと全額返金してくれたこと(ほかの航空会社だと、(ごねない限り)後日使えるクーポンという形でしかキャンセルしてくれないところが多い)なので、壮大なワクワクが幻と相成ったこと以外は、ダメージはあまり大きくありませんでした。
あとは、別途旅行中断用に買っていたBAで、引退前(といっても4年くらいありましたが)のB747にひさしぶりに、かつ最後の機会として乗れるはずでした。ですが、これもキャンセルとなり、しかも、BAがB747を需要減などの理由により今年にもう全機引退させてしまったので、B747に乗ることはもうないのでしょう。
ということで、ここにチケットやこの計画を載せることを以って、この幻の世界一周計画を供養とさせていただきたいと思います。